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マイクロソフト、ついにタブレットをリリースか? 18日に発表イベント

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マイクロソフトは18日、今年後半にリリースされるPC及びタブレットのウィンドウズ8をめぐる発表を予定しており、その中で、同社オリジナルの新タブレット計画についても触れられる模様です。米国のワシントンポストが伝えております。

エンターテインメント系サイトのTheWrap.comによると、匿名者からの情報として、マイクロソフトが、ウィンドウズ8のタブレット向けバージョンであるウィンドウズRTを発表予定で、これがアップルのiPadを意識したものであろうことは間違いありません。

ヒューレットパッカード(HP)とサムスンはすでに、自社のウィンドウズRTタブレットを世に送り出していますが、マイクロソフトがハードウェアのタブレットを自らリリースするのは初めてのことです。

アナリストらによると、タブレット市場はiPadが明らかなリードを取っているとはいえ、ますます多くのビジネス関係者がタブレットを使うようになっている昨今、マイクロソフトが市場の蚊帳の外にあると言い切るのは未だ時期尚早です。何と言っても天下のマイクロソフトです。ビジネス史上の強者であり、消費者へのマーケティングのノウハウを心得ています。

The Wrapの報道によると、マイクロソフトの新タブレットは、RTタブレットに期待されるように、ARMマイクロプロセッサー搭載。他に、マイクロソフトが計画しているかもしれないことで興味深い説は、新タブレットはウィンドウズタブレットではなく、ウィンドウズフォンリーダーと呼ばれ、完全なタブレットPCというよりも、キンドルファイアのようなタイプかもしれないというものです。

現時点では「ひょっとして...」という憶測の域を出ませんが、いわゆるウィンドウズではなくウィンドウズフォンとなるのではないか...、ビデオや音楽プレーヤーの機能もあるけれど、マイクロソフトとバーンズ&ノーブル両社がウィンドウズフォンに多く言及しているところからも、ウィンドウズフォンリーダー説が有力との見方がされています。

一方で、今回、マイクロソフトはエンタメ系に注力するのではないかとの意見もあります。Xboxです。同社は最近、Xboxに「SmartGlass」を追加すると発表、これはどんなモバイルデバイス上でもXbox Liveからビデオを視聴できるという機能特徴です。

18日の発表では、マイクロソフトが買収しようとしているソーシャルメディアサービスのYammerに関する内容は期待されていません(噂では買収額は10億米ドル)。Yammerは2008年の創立、数千の企業によって、ビジネス向けソーシャルメッセージやネットワーキングツールとして使用されています。

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