本文に広告を含む場合があります。

iPad Mini、299米ドル(約2万5千円)の価格で10月に発売か

著者情報

iPad Miniの背面と思われるリーク画像

アップル製7.85インチスクリーンタブレット"iPad Mini"の開発は着々と進んでいるようで、そのリリースは10月と目されています。もしかするとiPhone 5と同時リリースなんてことがあるかもしれません。米国のGottaBeMobileが伝えております。

TabTimesによれば、Pacific Crestのアナリスト、アンディ・ハーグリーヴズ氏は先日、アップルiPad Miniが今秋発売されること、またこれによって現行iPadの売り上げ低下が予測される事を投資者たちに伝えたそうです。

ハーグリーヴズ氏の予想ではiPad Miniは8GBのストレージと7.85インチディスプレイを搭載し、その価格は299$になるそうです。これは199$からのラインナップを組んでいるグーグルのタブレットNexus 7の値段を上回っています。ちなみに、その価格のiPad Miniが一台売れるごとのアップルの利益は31%になるそうです。

iPad Miniの噂は今年の初め頃から頻出するようになっていましたが、WWDC前にそのバックパネルと思われる部品の情報がリークしたのを皮切りに、噂はいよいよ真実味を帯びてきました。

噂によるとアップルはiPad Miniを自社内でテストしているとのことですが、アップルのような企業はいろいろな製品のプロトタイプを製作し、試行錯誤した挙げ句に結局採用しないという事もままありますので、過度な期待はできませんね。

ハーグリーヴズ氏は更に、iPad Miniの登場によって現行iPadの売り上げが25%低下し、iPad 2の販売は打ち切りになるとも予測しています。iPad Mini 16GBが、廉価になったiPad 2に取って代わるというのです。

でも、ひょっとしたらアップルはiPad Mini 16GBとiPad 2の16GBモデルの両方を同価格で提供し、この2者をiPhoneとiPodのような位置付けでバリエーションとして残してくれるかもしれませんね。

また、Pacific Crestによれば、新しいiPadにも変化が期待できるそうです。ハーグリーヴズ氏はこれに関し、新たなスクリーン、カメラ位置の移動、バッテリー持続時間の改善と全体の軽量化を予測しています。これが今秋実現するとしたら随分と早期のアップデートになりますが、残念ながら今回もフロントカメラの改良は見込まれていないようです。

故ジョブズ氏は7インチタブレットに興味を示さなかったと言われていますが、現在のアップルは安価なiPadの発売によって更なるユーザーを自社エコシステムに引き込む事に熱心なようです。

関連記事

最新情報



上へ戻る