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iPad Air 2、知っておくべき15の新機能

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現地時間の16日に正式公開された「iPad Air 2」。タブレットとして世界最薄を実現しただけでなく、カメラ機能の改良やTouch IDの搭載など、さまざまな点でアップグレードされました。

それでは、アップルが「薄型化」と「最先端」に特にこだわった「iPad Air 2」を、旧モデルと比較しながら、チェックしていきましょう。

1. 世界最薄タブレット「iPad Air 2」

厚さ6.1ミリで、タブレットでは世界最薄となったiPad Air 2。アップルはこの薄さを実現するために、不要と思われるパーツをいくつか取り去ったようです。例えばこれまで本体側面にあったミュート(消音)スイッチが、iPad Air 2ではどこにも見当たりません。またディスプレイの設計も見直され、これまで3層構造だったものを1つに統合した、フルラミネーション・ディスプレイを採用しています。

2. さらなる軽量化

旧モデルのiPad Air(469グラム)も十分軽いのですが、iPad Air 2(437グラム)ではそれをさらに上回る軽さを実現しています。32グラムの差では大幅な軽量化とは言えないかもしれませんが、iPad Air 2の想像を超えた薄さを考えれば、製品名にもある「Air(空気)」という形容も、ますますふさわしいものになったのではないでしょうか。

3.「A8Xプロセッサ」採用で性能アップ

最新のiPadには最新のiPhoneよりもさらに性能の良いプロセッサを搭載するというのが これまでの流れでしたが、今回も同じようです。iPad Air 2では、iPhone 6 / 6 Plusに搭載の「A8プロセッサ」ではなく、64ビットの新型「A8Xプロセッサ」が採用されています。2者の違いは歴然で、アップルによれば、A8プロセッサと比較して、A8XプロセッサのCPU性能は最大4割の向上率、GPU性能に至っては最大2.5倍の向上性を示しているといいます。

4.「M8モーション・コプロセッサ」搭載

iPad Air 2には、従来のモーション・コプロセッサ(M7)をさらに進化させた、「M8モーション・コプロセッサ」が採用されています。これにより、例えば歩いているときや自転車に乗っているときの違いなど、これまで以上にユーザーの動きを正確に認識することが可能になりました。また気圧計が内蔵されたことで高度の測定も可能になり、今後はアウトドアでも大いに役立てることができるでしょう。

5. iSightカメラの改良

iPad Air 2では、本体背面のiSightカメラもアップグレードしています。画素数は5メガピクセルから8メガピクセルに向上。A8Xプロセッサの搭載によりISP(画像処理プロセッサ)も改良され、ノイズリダクションやオートフォーカスなどの性能が、さらに優れたものになっています。

6. 120fpsのスローモーション撮影

iSightカメラには、5s以降のiPhoneではすでにおなじみの、スローモーション撮影機能が搭載されています。この機能では、120fpsのスローモーション動画が撮影できます。同機能がiPadに導入されるのは今回が初めてですが、タブレット市場で導入されたのも今回が初めてです。

7. 43メガピクセルの巨大パノラマ撮影

A8Xプロセッサの搭載により、iPad Air 2では、43メガピクセルの巨大なパノラマ写真が撮影できるようになりました。このスペックの高さは、タブレットやスマートフォン市場において、最先端の製品と肩を並べる高さです。

8. FaceTimeカメラの改良

iPad Air 2では、本体前面のFaceTimeカメラもアップグレードしています。画素数は1.2メガピクセルのままですが、開口部はf/2.2と旧モデルより広くなっています。

9.「世界で最も低い反射率」 を実現したディスプレイ

今回アップルが強調したものの一つに、同社独自の反射防止コーティングを施したディスプレイが挙げられます。これによりアップルは、タブレットのディスプレイでは、世界で最も低い反射率を実現しました。もちろん「世界で最も低い反射率」という事実を現時点で確認することはできませんが、アップルの絶対の自信を見れば答えは明らかでしょう。

10. 電源・音量ボタンの位置変更

アップルは、デバイスを薄型化させるために、電源と音量のボタンをできるだけ背面に移動させ、斜めの向きで取り付けました。旧モデルと比較すると、これらのボタンはほぼ背面に位置しています。

11. キャリア制限を解除した初のSIMカード「Apple SIM」を導入

iPad Air 2(Wi-Fi+Cellularモデル)では、キャリアフリーのSIMカード「Apple SIM」を導入しました。Apple SIMを使えば、1枚のSIMカードで複数のキャリア間を自由に行き来できるようになります(米国ではSprint、AT&T、T-Mobilの通信事業者3社が対応)。外出先や旅行先などでも最適な通信環境を作ることができる、便利な機能と言えるでしょう。

12. Touch ID(指紋認証機能)の導入

昨年のiPhone 5s とiPad Airの発売に際して、業界関係者は、両製品ともにTouch ID(指紋認証機能)が導入されるものとみていました。ところが実際に導入されたのは、iPhone 5sのみ。iPad Air 2では、この待望のTouch ID機能がホームボタンに内蔵されました。

13. Wi-Fiがより快適に

iPad Air 2は802.11ac Wi-Fiテクノロジーを搭載し、MIMO(多入力・多出力)にも対応しています。これにより最大866Mbpsのダウンロード速度が可能になりましたが、この通信速度は、多くの場合、利用しているプロバイダの回線速度を上回る速さだと考えられます。しかし、最大1Gbpsとされる、Googleファイバー(米Google社が提供しているインターネット・サービス・プロバイダ)のようなインターネット・サービスを利用すれば、iPad Air 2の持つ能力を最大限に引き出すことができるかもしれません。

14. 32GBモデルの廃盤

iPhone 6同様今回32GBモデルが廃盤となり、iPad Air 2においては64GBと128GBのモデルが追加されました。またiPad Air 2の発売に伴い、旧モデル製品の値下げが行われています。

15. ゴールドの追加で3色展開に

旧モデルにおいてはスペースグレイとシルバーの2色展開でしたが、iPad Air 2では新色のゴールドが追加され、3色展開となりました。

via - PhoneArena

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