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iPhone 5発表の可能性は低い? WWDC2012

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今年のWWDCではiPhone 5は発表されず、代わりにiOS 6がデビューすることになりそうです。英国のThe Guardianが、WWDCとその2週間後に開催されるGoogle I/Oについて報じています。

アップルは6月11~15日に、サンフランシスコのモスコーンウェストに於いて、毎年恒例の開発者向け会議(WWDC)を開催しますが、場所を同じくして2週間後にはGoogle I/Oも開催が予定されています。5日間に渡るWWDCは、iOSとOS X Mountain Lionのアプリ開発に焦点を絞った技術的な内容になるようです。また、iPhoneやiPad、Macの優良アプリの表彰イベントも行われます。

Google I/Oも同様に、開発技術に関するセッションをするようです。どちらのイベントでも、新たなプラットフォームやネットワーキングに関する開発者向けのプレゼンが行われる見込みです。

例年、アップルは同イベント中に新しいハードウェアを発表してきました。2008年にiPhone 3G、2009年にiPhone 3GS、そして2010年にはiPhone 4。しかし2011年はこの周期が破られ、iPhone 4Sが発表されたのはその後の秋のイベントに於いてでした。この事から、2012年のWWDCでiPhone 5が発表される可能性は低いものと予測されます。

しかし、目新しい発表が全く無いという訳でも無さそうです。iOSの6番目のバージョンがこのイベントで発表される可能性があるのです。

iOS 6の内容に関しては、各ブログが様々な予想を熱く語っていますが、アップルが今年2月にChompを買収したことを考えると、App Storeのオススメ機能が刷新される事が強く予測されます。

Google I/Oに於いても、通称Jelly Beanと呼ばれるAndroid OSの新バージョンの発表が期待されています。ハードウェア方面ではNexusタブレットの新型が発表されるという噂もあり、そうなれば同イベントはお祭り状態になりそうです。

WWDCとGoogle I/Oが重なる6月は、スマホ/タブレットアプリの開発者にとって極めて重要な月になるでしょう。なんといっても、現在はアプリ開発者たちの多くがWindows PhoneやBlackBerryよりも、iOSとAndroidのアプリ開発に力を入れています。

しかしRIM社も5月の1~3日にBlackBerry Worldというイベントを開催します。また、Microsoftも新世代のWindows Phoneを開発しているとの事です。

これら4つのプラットフォームがそれぞれどの様な特徴を押し出してくるのか、そしてアプリの開発者たちはいずれを支持する事になるのか、6月末までにはその全容が明らかになりそうです。

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