本文に広告を含む場合があります。

iPhone 5に期待する5つのこと

著者情報

アップルの新アイフォンのリリースまで道のりはまだ長いですが、期待される特徴について語るのに早すぎるということはありません。米国のGottaBe MOBILEが、その特徴を5つにまとめて伝えています。

iPhoneの直近2機種であるiPhone 4とiPhone 4Sはとてもよく似ています。iPhone 4は2010年に発売されましたが、その先行機種であるiPhone 3GSのデザインからかなり様変わりしました。だから人々はiPhone 4の後継機種のリリースに当たっては、その再デザイン化を強く期待したものでしたが、実際はiPhone 4そっくりのiPhone 4Sが世に出たのでした。同じスクリーンサイズ、同じフラットなデザイン、同じガラス...。

しかし、A5デュアルコアプロセッサー、機能アップしたカメラ、iOS 5、そしてSiri(音声アシスタント機能)など、ハードウェア面では変化がありました。 さて、ここから何が導き出せるでしょうか。もしアップルが同じようなリリースをするとなれば、iPhone 5のハード/ソフト面のアップグレードばかりではなく、デザイン自体も新しくなると期待できるかもしれません。

以下は、GottaBe MOBILEが掲げる新iPhoneの「ほしい物リスト」です。

大きなスクリーン

iPhoneでずっと変わりがないのは、3.5インチのスクリーンサイズ。2007年に初iPhoneが出て以来、昨年10月のiPhone 4Sにいたるまでずっと同じです。今後もこのままでいいと思う人もいるでしょうが、ちょっと大きなサイズも見てみたいものです。現在のiPhoneを使っていても、Netflixやhuluで動画を見ると、もう少し大きな画面の方がいいかなと感じる場合もあるものです。

スクリーンサイズの大型化(4インチ、またはそれ以上)については決定的な情報がなく、新iPhoneは4インチになるのではとの希望的観測が幅を利かせているばかりです。HTCの Droid Incredibleなどを使ったことのある人の多くは、「大型化は十分にあり得る」との意見でしょう。

3.5インチスクリーンを好む人は、何でも片手で操作できるという利点を挙げます。しかし4インチでも同じことができますし、ポケットにも入るし、しかも映画やスポーツを観るのにも適しています。

はたして新iPhoneは、サムスンのGalaxy Nexusのような4.5インチ、4.65インチというサイズに大型化するのでしょうか。いやそこまで大きくはならず、「4インチ止まりではないか」との意見が平均的と見られています。

NFC(近距離無線通信)

米国では、NFCはまだ広く普及していません。その理由は、iPhoneがこれを採用していないからとされています。もしiPhoneがNFC採用となると、Googleで見られるようなモバイル支払いサービスが可能になるでしょう(日本ではすでにお馴染みの「おサイフケータイ」のようなサービスは、米国では未だ少ない模様です)。

4G LTE(次世代高速通信規格)

現在、通常3Gの10倍も高速な4G LTEが、iPad 3に搭載される話題でもちきりです。となると、iPhone 5にも同様に搭載されるだろうと期待するのは自然です。これまでアップルが4G LTE採用を見送ってきた理由は、バッテリー消費が大きすぎるからでした。Galaxy Nexusは素晴らしいスマートフォンですが、バッテリー駆動時間の短さは否めません。一方、iPhoneのバッテリー寿命は高品質で、iPad 2のバッテリーの持ちの長さはタブレット業界随一です。

そして、iPhone 5が告知される頃には、米国の携帯キャリア大手でも、4G LTEが利用可能となっているはずです。

4G LTEの素晴らしさは、動画のストリーミング、ウェブ閲覧のサクサク感が飛躍的に向上することにあります。4G LTE対3Gという勝負は、話になりません。4G LTEの圧倒的なスピードを、次世代iPhoneで体感してみたいものです。

Siriの機能向上

iPhone 4Sで初めて登場したSiri。会合のスケジューリング、Twitter、質問して情報を得る、などが音声を通じて可能となりました。大変好評なので、新iPhoneにも搭載されるだろうことはほぼ確実です。

新siriには、いくつかの点でバージョンアップが見られそうです。

1. Facebook、Twitter、Pandoraとの統合が深まり、音声で操作可能。
2. WifiやBluetoothの切り替えが可能。
3. アプリの起動。
4. Eメールの起動と送信。
5. 英語の訛りに対応。

上記のように、これまでタッチで行っていた操作の多くが、音声で可能となりそうです。しかも、バージョンアップはこれだけではないだろうことは明らかです。また英語の訛りについては、あまり英語の発音が上手でない多くの日本人にとっても有難いものになるかもしれません。

ソフトウェアの素晴らしさ

新iPhoneがリリースされるたびに、iOSも刷新されてきました。iPhone 4のときはiOS 4、iPhone 4SのときはiOS 5。となるとiPhone 5は、iOS 6とともに登場すると考えるのが至当です。

さらに新たに登場するだろうソフトウェアも忘れてはなりません。

まずナビゲーション関連。アンドロイド系スマホをお使いの方なら、Googleマップの素晴らしさはご存知でしょう。アップルiOS 6にも、ナビゲーションソフトのかなり大胆な改良があるだろうとの噂が流れています。

通知機能の改善。現在のiOS 5でも、ソフトウェアのバージョンアップ、Eメール、テキストメッセージのチェックで通知機能がありますが、まだまだ改善の余地ありです。意外に通知をうっとうしいと感じている人もいるようで、これを簡単に無しにできるようになりそうです。

WifiやBluetoothの簡単解除。これらを解除するには、現在のところ、いくつかのスクリーンを経る必要がありますが、この解除がより簡単になりそうです。ウィジェットか何かを使うのでしょうか。

以上が、GottaBe MOBILEが掲げる新iPhoneで期待される5つの特徴でした。

最新情報



上へ戻る