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話題沸騰! iPhone 5の部品画像流出か

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米国の9TO5Macは30日、iPhoneの修理会社iFixYouriの協力の元、信頼できる中国のサプライヤーから入手した次世代iPhoneの部品と思われる画像をサイト上に公開しました。日本では昨日、Yahooニュースに取り上げられたこともあり、アップルファンから大きな反響を呼んでいるようです。

画像からも解るように、このパーツには諸々の噂や予想と適合している面が多々あります。かねてから噂されてきたドッグコネクターの小型化が実現され、イヤホンジャックは機体底部の端というiPhoneとしては前例の無い位置に移動しており、スピーカーグリルの形態も変わっています。ボディも薄くなっていますね。

また、カメラレンズとLEDフラッシュの間に穴が開いているのが見られます。この穴が何の為のものなのかは不明ですが、iPhone 4/4Sに搭載されている、ビデオ撮影の際の音声収録品質を向上させる為のセカンドマイクと同等の用途を持つものかもしれません。

また同サプライヤーによれば、そのバックパネルの素材はリキッドメタルではなく、1ピースのアルミニウム合金になるとのことです。画像からも、背面の大部分が金属製になっているのが解ります。現時点ではこの金属板がどんな役割を持っているのかは不明で、ひょっとしたら単にデザインの一部なのかもしれませんが、とにかく背面には大々的に金属が使われているのが解ります。

この金属部にアンテナが埋め込まれるのかも知れません。これもまた、アップルの好むユニボディ形態の一つなのだと推測されます。アップルが薄くて軽い、丈夫なデバイスを追求した結果、2008年後期にユニボディタイプのノートパソコンが誕生しました。以後のデバイスの外面はほぼ一枚削りとなっており、現在はその内部構造に試行錯誤が為されています。内部の限られたスペース内に、LTE通信対応スマートフォン機能と、強力な寿命を持つバッテリーとを共に詰め込んでいかなくてはならないのです。

また同サプライヤーがiFixyouriに語ったところによれば、新型iPhoneのカラー・バリエーションは白と黒だけでは無いそうです。彼らのもとには少なくともあと2種類の、実際に採用されるとは思えない別色バージョン背面パネルが送られてきているそうです。

どうも「ネタ」っぽい話ですが、そのサプライヤーはiPadの白モデルが発売されるというニュースを一番最初にすっぱ抜いた実績があるとのことです。

背面パネル以外の部品の画像も出回っているようです。前面フレームのものと思われる画像には、どう見てもホームボタン用としか思えない窪みが見られます。このパーツを提供したサプライヤーによれば、新型iPhoneは横幅こそiPhone 4/4Sと同じですが、縦に長くなるのだそうです。これもこれまでの噂と一致します。この画面サイズ変更に伴って、インターフェイス自体も変わるという説もありますが、その解像度は1136×640、ディスプレイのサイズは3.999インチになると言われています。

更に、新型iPhoneの前面ガラスパネルと思われる部分の画像もあります。この画像でも横幅はiPhone 4/4Sと同じの縦長型になっているようです。この画像で特に気になる点といえば、フロントカメラ(FaceTimeカメラ)の位置がイヤーピースの真上、中央の位置に移動している所でしょうか。そして、噂になっていたedge-to-edge(側面ベゼル無し)スクリーンは実現しておらず、またMicroSIMより更に小さいSIMを搭載するとか、そもそもSIMシステム自体を廃止するといった噂も実現されておらず、今回もMicroSIMを挿入する機構が見られます。

新型のiPhoneはLTE通信機能と新型CPUをひっさげて、iOS 6と共に今秋に発表されると思われます。最終的にどのような形態になるのか楽しみです。

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