本文に広告を含む場合があります。

iPhone 5コンセプトデザインビデオ:透明ディスプレイ、レーザーキーボード

著者情報

iPhone 5リリース日を待つ上での愉しみの一つは、その驚異のコンセプト(概念)デザインに触れられることがあります。すでに数え切れないほどのiPhone 5の試作品やコンセプトが出回っていますが、今回ご紹介するのは、17歳のダコタ・アドニー君が作ったものです。数多いコンセプトデザインの中でも最良のもののうちの一つです。米国のGottaBe MOBILEが伝えております。


アップルがこのデザインモデルを次期iPhone 5に採用するかどうかは全く不明ですが、同社のラボがあるクパチーノで、これと似た何かの開発が進めばいいと願う声も多いでしょう。アドニー君のiPhone 5は、透明ディスプレイ。透明ディスプレイは過去にもありましたが、レーザー投射式の大型キーボードは画期的です。これはiPhone 5を平面に置いて使用します。

ダコタ・アドニー君はiPhone 5のコンセプトについて、以下のように語っています。

「スゴイのは明らかさ。クアッドコアA5チップでさらに強力だし、レーザー投射式キーボードで、親指を自由にできる。新iClear Retinaディスプレイは、鮮明なグラフィックスとイメージになる。iOS 6でみんなのiPhone体験は完全に新しい方向に進んで行くよ。なにか他に必要なものがあれば、Siriに頼むだけでいいのさ」

ただ、透明ディスプレイについては、背景がごちゃごちゃしているような場所では非透明に切り替えるようなオプションがなければ、欲しくないという人も間違いなくいるでしょう。噂では、iPadのRetinaディスプレイを製作している唯一の会社はサムスンです。他の多くのアップルのディスプレイについても、製造元はサムスンです。このことは、透明ディスプレイは可能性の一つであるということを意味しています。

サムスンは2010年、透明ディスプレイのMP3プレーヤーを発表しました。デバイスの背面から操作するものでした。また何度も、ノートブックでより大型の透明ディスプレイを披露してきました。

今のところ、透明ディスプレイが商業的に成功を収めたことはありませんが、iPhone 5に透明ディスプレイが採用されるという話はほんの少しあるばかりなので、信じられないような極秘の特徴となるか、はたまた全くの事実無根の与太話なのか、そのどちらかかもしれません。

iPhone 5リリース日の噂

次世代iPhoneは、現在多くの人がiPhone 5と呼んでいますが、実際はアップル第6世代のiPhone。iPhone 5のリリース日はまだ公表されていませんが、多くのアナリストによると、iOS 6が世に出た後すぐの今秋になるとの見通し。

アップル内部関係者は正確なタイミングについてノーコメントですが、9月と10月がiPhone 5リリース時期として最有力とされています。これは2011年10月14日のiPhone 4Sリリースと規を一にするものです。

iPhone 5をめぐる噂で最大のものの一つは、高解像度テレビ(HDTV)のようなワイドスクリーンの4インチディスプレイが採用されるというもの。勿論、アップルはこの噂についてノーコメント。しかしアップルが細長型の試作品を次世代iPhone用に検討しているらしい情報を得ています。

今月6月11日にスタートしたWWDC2012でiOS 6のβ版がリリースされ、iPhone 5についての知識が少しばかり増えました。このiOS 6の新特徴を手がかりとすれば、アップルはiPhone 5に、4G LTE、正面カメラの機能向上を盛り込むと見ることができそうです。また、ディスプレイも戸外での使用向けにより改良され、より頑健なデザインとなりそうです。

リークされた部品や計画、アップルのサプライチェーンに深く通暁したアナリストらの洞察によると、iPhone 5のコンセプトデザインは斬新なもので溢れています。これらのリークはすべて、より薄版化しより細長いiPhone 5の実現の可能性を示唆しています。


アンドロイドの新スマートフォンの持つより大きなスクリーンは魅力的ですが、多くのiPhoneユーザーが、iPhone 5のリリースが後4か月先だからといって、アンドロイドに乗り換えるということはなさそうです。すでにiPhoneユーザーの多くは、多額のお金をアプリ、音楽、映画、書籍に注ぎ込んでいるわけで、これらコンテンツはそう簡単にアンドロイドに移すことができるものではありません。

関連記事

最新情報



上へ戻る