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小型化ドックコネクタは全iOSデバイスに搭載か 来月にも発表へ

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アップル情報には定評のあるiMoreのルネ・リッチー氏が、今秋リリース予定となっている一連の新iOS 6製品に関する見通しを寄稿しております。一連の新製品は小型化された新ドックコネクターを装備、早くて9月12日のスペシャルイベントでお披露目となる模様です。新iPhone 5、新iPod nano、新iPod touch、7インチとなる小型iPadミニ、そして現行9.7インチiPadもアップデート版が登場します。

この情報のソースは、去る今年2月、iMoreに小型化する新ドックコネクターについて伝えたものと同じ出処。また、従来のドックとも接続できるようアダプターも販売されるだろうことは、先月伝わったことでした。

アップルがiPadミニをリリースする理由、及びこれをどうやって実現するのかについては、これまでよく検討されてこなかったこと。しかし、今年3月に出たばかりのiPad 3(新iPad)をこれほど早い時期に刷新してくるとは、これまでの年間スケジュールを考慮しても、実に興味深いことです。

今回明らかなのは、アップルが小型ドックコネクターを一連の新製品に導入するのを重視していること。他にも、新iPadに加わるだろう改良点は、年間のリリーススケジュールに固執することなんぞよりはるかに本質的な問題と言えます。アップルがリリーススケジュールを遅延させることは、これまでもよくあったことです。iPhone 4とiPhone 4Sの間には16か月という期間があり、iPodタッチのアップデートは実質23か月ありませんでした。しかし今回は、これが短くなるというのですから、特に文句も出てきません。

iPadアップデートの噂は、これまでも前例のないことではありません。Daring Fireball、TechCrunch、iMoreなどは昨年、iPad 3が2011年秋に出るとしていました。しかし結局は、2012年春という「定例の」スケジュールに収まったのでした。

iLoungeは先週さらに、独自のソースから、現行9.7インチiPadのアップデートが進行中で、これは第4世代のデバイスという位置づけでリリースされ、新ドックコネクターと背面マイクを装備し、熱処理の問題にも対応されると報じました。しかしiPadのリリーススケジュールを考えれば、難しい見通しではないでしょうか。

この秋に出る新iPadが、iPad 4なのか、単に新iPad 3なのか、iPad Xなのかは不明ですが、アップルはすべてのアップデートを来年春までおあずけにする可能性もないわけではありません。あるいはこの秋はiPad 3に少しのアップデートをし、来年春にまっとうなiPad 4をリリースすることもありえます。

いずれにせよこの9月、新iOSアップデートに連なる新製品が登場するのは間違いなさそうです。

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