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iPhone6 対 iPhone5S:今秋の購入予定者が知っておくべきこと

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iPhone 6およびiPhone 5Sの名がニュース記事のヘッドラインを飾るようになっていますが、新iPhoneリリースはあと2か月後に迫ってきており、これら二つの新iPhoneについて、米国のGottaBeMOBILEが伝えています。

過去9か月のあいだ、iPhone 5S、iPhone 6の噂は数々上がっていますが、その情報は錯綜しております。しかし、今年2013年に登場する新iPhoneは、iPhone 6ではなくiPhone 5Sだろうことは、じょじょに明確化しつつあります。アップルはまだ新iPhoneの名称を公式には発表していませんが、2013年のそれは「S」付きであろうという証拠は十分に揃いつつあります。

他方、iPhone 6の噂も多数あり、次の次のiPhoneとして2014年まではリリースされることはないでしょう。今年登場のiPhone 5Sは外見に変化はなさそうですが、iPhone 6は新デザインに変化し、大型化したスクリーンを備えると見られています。

2013年はiPhone 5S、2014年はiPhone 6と、はっきり区別される二つのiPhoneモデルなのですが、メディア報道の多くがこれら二つを混同する傾向にあり、今年9月か10月に新iPhoneを買おうとしている人々に誤解を与えているように見受けられます。

ここでiPhone 6とiPhone 5Sの噂に関するガイドを提示します。新iPhoneの二つのモデルに関する噂をはっきりさせ、今年9月またはそれ以降に新iPhoneを購入予定の方々へのアドバイスとしたいと思います。

iPhone 6 対 iPhone 5S - その名称をめぐって

新iPhoneの名称は、アップルが公式発表するまで不明です。しかし第7番目となるiPhoneのリリースが近づくにつれ、新iPhoneリリースにパタンがあることを、あらためて意に留めるようにしてみましょう。

iPhoneの名称は重要です。というのも、iPhone 5Sとなれば、iPhone 6となる場合ほどには購買意欲をそそりません。たとえ同じデザインと特徴だとしてもです。元アップルの広告マンであるケン・シーガル氏は、Galaxy S4やHTC Oneに対抗するためにも、アップルは新iPhoneを「iPhone 6」としてリリースすべきだとの意見です。

アップルの「iPhone 5S」という名の付け方には問題があると言う人もいますが、実際は、まったく新しい名の付いたフォンが毎年リリースされるよりも、新フォンを買った顧客の幸福感はより長持ちすると見る人もいます。

さてここで、アップルiPhoneのネーミングの経緯をおさらいし、2013年と2014年を予想してみましょう。

iPhone - 2007年
iPhone 3G - 2008年
iPhone 3GS - 2009年
iPhone 4 - 2010年
iPhone 4S - 2011年
iPhone 5 - 2012年
iPhone 5S - 2013 年(予想)
iPhone 6 - 2014 年(予想)

2013年の新iPhoneは「S」付きだという点で、複数のアナリストの意見が一致しており、リーク情報もまた同様です。今年話題に上がっているiPhone 6はどれも、実はiPhone 5Sを指しており、本当のiPhone 6のことではありません。

iPhone 6 対 iPhone 5S - リリース日をめぐって

iPhone 5S、iPhone 6ともに、リリース日についても未だ不明です。しかし噂は少しずつ出回り始めています。

iPhone 6は2014年まで、リリースされることはないでしょう。もっと早くなるという人もいるにはいますが。Citi Researchのグレン・ユン氏は、iPhone 6のリリース日を2014年第1四半期と見ており、Jeffriesのピーター・ミセク氏は、2014年6月と見ています。今後これらの日取りは変化していくでしょうが、2014年というタイムラインは変わらないでしょう。

一方、iPhone 5Sのリリースはもっと近い日程です。実際、今年9月20日という説もあり、そろそろお金を貯め始めるには良い頃合です。新iPhone 5Sまたは値下げされたiPhone 5を今秋まで待ちましょう。

iPhone 5Sのイベントが9月6日になるとする噂もありますが、これはちょっとあやしげです。しかし多くの情報筋は、iPhone 5Sリリースを、9月または10月初旬としています。アップルの直近の投資家向けガイダンスは、iPhone 5Sのリリースが9月28日までには行われることを示唆しています。

iPhone 6 対 iPhone 5S - デザイン&ディスプレイをめぐって

iPhone 5SとiPhone 6のもっとも大きな違いは、ディスプレイのサイズとデザインでしょう。これは、ティム・クックCEOのコメントおよびリーク情報が根拠です。

クック氏は繰り返し、検討中の高解像度大型ディスプレイは、アップルが新iPhoneに採用するには、あまりにも代償(トレードオフ)が多すぎると述べています。このことは、iPhone 5Sとおぼしきリーク情報の数々と合わせても、iPhone 5Sのモデルは、iPhone 5と同じ4インチディスプレイになることを示しています。

しかしディスプレイの中身は刷新される模様。シャープのIGZOディスプレイです。より見映えがし、タッチ感度も良くなり、バッテリー寿命も延びます。

大型ディスプレイについては、ティム・クックCEOが否定しているにせよ、2014年にはiPhone 6において見ることが出来るかもしれません。それはRetina以来、最良のディスプレイになるだろうという意見もあります。

あるiPhone 6のプロトタイプは、Retinaディスプレイよりも高い解像度をもつ4.8インチディスプレイ。また新しいLGの高解像度5.2インチ超薄型1080pディスプレイなどもあり、新iPhoneのスクリーンサイズはもっと大きくなる可能性も秘めています。

iPhone 6のデザインについて具体的なリークはありませんが、もしアップルが2014年にiPhone 6を計画しているとすれば、それは完全に新しいデザインになると期待できます。

iPhone 6 対 iPhone 5S - その特徴をめぐって

iPhone 5SとiPhone 6の違いは、iPhone 4SとiPhone 5の違いと同様になるでしょう。iPhone 5Sを買う人も、iPhone 6のために一年待つつもりの人も、それは楽しみなことです。

どちらのフォンについても、アップルは未だ詳しいことを公表していませんが、今年登場のiPhone 5Sについては、そのスペックおよび特徴について具体的に期待できるものが多くあります。iPhone 6については、おおまかに分かっていることが幾つかあります。

iPhone 5Sのスペック
ここ数か月にわたる噂、アナリスト見解から、iPhone 5Sの特徴とスペックは以下のようになるでしょう。新iPhoneのイメージが明快に浮かび上がってきます。

4インチRetinaディスプレイ(おそらくはIGZO)
アップルA7プロセッサー
2GBのRAM
12~13MPの背面カメラ
デュアルLEDフラッシュ
指紋読み取り機能
iOS 7

iPhone 5SにNFC(近距離通信)サポートが付くとする噂もありますが、このリストに載せるのはちょっと難しいでしょう。またiPhone 5Sのバッテリーはやや大きくなる可能性があります。

iPhone 6のスペック
こちらについては未だ不明点が多く、正確なところはわかりません。今後の噂、アップルの特許、プロトタイプの流出などにより、iPhone 6の全体像が浮かび上がってくることでしょう。期待されることをもとに、以下をリストアップします。

アップルA8プロセッサー
大型スクリーン
より高い解像度
指紋読み取り機能
iOS 8

これらの特徴は、昨年12月に報じられた、4.8インチのiPhone 6プロトタイプ(Retina+ディスプレイ付き)とともに登場しそうです。しかし今後のアナリスト見解、リーク情報により、さらに明確な像が現れてくるでしょう。

まとめとしては、もしあなたが今年iPhone 5Sで大型スクリーンを希望しているとすれば、それは期待外れとなります。アップルは2014年のiPhone 6で、またはそれ以降に、ディスプレイの大型化を実現するだろうことはほぼ確実です。

iPhone 5SとiPhone 6の両者については、今後ローンチが近づくにつれ、部品や画像のリークが出てくるはずです。2013年に新iPhoneを買おうと思っている賢明な買い手は、iPhone 5Sがより高速化し、より機能向上したカメラ、現行機種と同デザインを備え、iOS 7で動くことを覚えておきましょう。iPhone 6はまだまだ何か月も先の話となります。

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