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比較:iPhone 5s 対 iPhone 5c - 良い点と悪い点をチェック!

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アップルのiPhone発表イベントが終わりました。予測やうわさ話もひとまず終了です。アップルは今回のイベントで、フラッグシップのiPhone 5sと低スペックのiPhone 5cを発表しました。

米国ZDnetは、正式に明らかになったこれら2製品の仕様について、それぞれの良い点と悪い点をレポートしています。

まずはiPhone 5cから。

iPhone 5c

iPhone 5cの良い点は?

・新しいカラー - ブラック/シルバーの2色に満足できなかった人には吉報です。

・手頃な価格 - 最新のテクノロジーが手頃な価格で手に入ります。

・バッテリー容量の改善 - 少なくとも公称では改善されているようです。

・FaceTimeカメラの改善 - 友人や家族の表情がよりはっきりわかります。

・LTEサポートの改善 - LTEを利用できる場所が増えます。

・頑丈な筐体 - ポリカーボネートコーティングされたスチール製ケースであれば、ほとんどのスマートフォンが日常的に体験しているような荒っぽい使用にも耐えられるはずです。

・先行予約 - 5sのように列に並ばずに最新の機器を手に入れられます。

・中国 - iPhone 5cと5sはともに発売初日から中国で購入できます。これは中国の消費者にとってもアップルにとっても、とても良いことです。

iPhone 5cの悪い点は?

・外見を変えただけ - iPhone 5cは、実質的にiPhone 5の名前を買えただけの製品で、仕様はほとんど変わっていません。5cは、1年前の技術を最新のものに見せかけて販売するという手法をアップルにもたらしました。

・安くはない - 5cのcがcheap(安い)を意味すると期待したらきっとがっかりします。アンロック版の16GBのiPhone 5cの価格は549ドル(約5万5千円)です。

次に、フラッグシップのiPhone 5sを見てみましょう。


iPhone 5s

iPhone 5sの良い点は?

・A7プロセッサ - iPhone 5と比較すると2倍のCPUおよびGPU性能です。このA7プロセッサは64bitに対応しているため、革新的な高性能アプリの製作に道を開くでしょう。64bit対応はアップルにとって初のことで、真に大きな成功と言えます。

・カメラ機能の改善 - 多くの人にとってスマートフォンが日常的なカメラとなって以来、iPhoneは市場で最も人気のあるスマートフォンとなりました。アップルがiPhoneのカメラを改良し続けることは理にかなっています。今回の新しいカメラには、スローモーション撮影、1秒間に10枚の写真を連続撮影できるバーストモード、撮影した中から最良の写真を選ぶ機能などが新たに追加されています。

・Touch ID - セキュリティ、とりわけBYOD(個人所有機器の業務利用)や企業における安全性が劇的に改善するでしょう。

・モーション・コプロセッサ - ユーザーのモーションデータを連続的に記録します。フィットネス用アプリにまったく新しい可能性の幅をもたらすでしょう。

・価格 - iPhone 5とまったく同じです。サプライズはありません。

・中国 - iPhone 5cと5sは発売日当日から中国で購入できます。これは中国の消費者にとってもアップルにとっても、とても良いことです。

iPhone 5sの悪い点は?

・予約販売がない - 発売日当日に手に入れたかったら、列に並ばなければなりません。

・進化はあっても革新はない - iPhone 5sは優れた製品ですが、画期的な製品ではありません(指紋センサを除けば)。5sで手にできるのは、iPhone 5ですでに手にしたものの改良版です。革新を望むのであれば来年まで待つべきでしょう。

・フラグメンテーション - 64bit対応のプロセッサが5sでしか利用できないのであれば、開発者はそれを使うことに消極的になるかもしれません。

・64bitの強み - 64bit対応のプロセッサが搭載されることは素晴らしいですが、それが実質的に何を意味するのか現時点では不明です。

・128GB版がない - データを多く使用したい人には残念としかいえません。

・ゴールドのカラー - 好みは人それぞれですが、製品ラインナップに新たに加える色としては、どうにもそぐわない印象です。

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