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Apple「革命的」製品を8ヶ月以内に発表か

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高い評価を受けているフランス人デザイナーのフィリップ・スタルク氏は最近のインタビューで、アップルと協力して「革命的な」新製品を8か月以内に発表すると述べた模様です。米国のApple Insiderが伝えております。

スタルク氏はFrance Infoとのラジオインタビューで語ったとされていますが、どんな製品なのかについての詳しい情報は開示されませんでした。フランス語からの翻訳によると、同氏は「8か月以内に大きなプロジェクトが発表される」とし、アップル社の「カルト宗教的な秘密主義」に触れつつ、さらなる詳細については語りませんでした。ただ同氏は、新製品を「真に革命的だ」と強調したとのことです。

スタルク氏は「スティーブ・ジョブズが世を去る前、定期的に会っていた」と述べ、パロアルトで7年間、1か月に1回は顔を合わせていたとのこと。現在では、ジョブズの未亡人でカリフォルニア在住のローリーン・パウエルさんと会っているそうです。

スタルク氏のデザインの仕事は広範囲にわたっており、歯ブラシ、自転車、家具、インテリア、それに風車まであります。しかしこれまで、スタルク氏がアップル社と協力してデザインを手がけたという話は聞いたことがありません。ただ2008年、Parrot社向けにiPhone/iPod用スピーカーとヘッドフォンのプレミアムデザインの仕事をしました。スタルク氏のZikmu Parrotスピーカーは現在、約1600米ドルで発売中。それにZik Parrotヘッドフォンが「2012年に発売予定」と広告されています。

スタルク氏のコメントはやはり、噂されるアップルのテレビセットについての憶測を髣髴とさせます。今年早くに、アップル社所属のデザインチーフであるジョナサン・アイブの隔離されたデザインスタジオに、50インチのアップルテレビが置かれていたとの報道もありました。

「革命的だ」というスタルク氏のコメントについては、ジョブズが生前、その伝記作家であるウォルター・アイザックソンに語ったとされる言葉と関係があるかもしれません。ジョブズはアイザックソンとのインタビューで、「統合された、使いやすいテレビセット」を製作することに触れました。これは「想像できる中でもっともシンプルなユーザーインターフェース」を備えるだろうと、ジョブズは語りました。

とはいえ、スタルク氏とアップル社が協力する仕事が、テレビとは全く異なる別のものとなる可能性も勿論ありえます。例えば、待望されている再デザイン化された新iPhoneのことなのかもしれません。アップルは今年後半に次世代iPhoneをリリースするとされており、その特徴は、iPhone 4及びiPhone 4Sとは完全に異なるデザインを具備するとも言われています。

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