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アップル「iPhone Mini」を製造中?

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ForbesのLouis Bedigian氏が「iPhone Mini」なる新しいアイデアについてのレポートをしています。

アップルが「Mini」と名の付く製品を開発しているという噂がまことしやかに流れていますが、今回レポートするのは小型のiPadについてではありません。別のiOSデバイスの小型バージョンに関してのお話です。すなわち、「小型のiPhone」です。

「iPad Miniなんて成功しませんよ。これが出るとしたら6〜8インチになるそうですが、そのサイズのタブレットは既に市場に溢れかえっていますからね。そこから利益は生み出せないでしょう」と、Global Equities Researchの専務取締役であるTrip Chowdhry氏は語りました。

Chowdhry氏は、iPad Miniを開発し、既に確立されているサイズのタブレット市場に参入するのは得策では無いと言っているのです。「iPhoneの別サイズモデルを開発する方が得策だろうと私には思えます。現行のiPhoneは大き過ぎます。アップル製品を使用している人の多くはiPodとiPadを持っていると思うのですが、iPadを持ちながら現在のサイズのiPhoneを持ちたいとは思わないのではないでしょうか。iPhoneが現在の半分の大きさだったら良いと思うのです」

更にChowdhry氏はiPad Miniのアイデアについて「狂気の沙汰ですよ」とコメントし、iPadをメイン機に据えた上でいわゆる「iPhone Mini」をその補佐機という位置付けで開発するのが適当であると述べています。

「電話機に関しては、消費者はもっと小さいサイズのものを望んでいると思うのです。現状あんなに大きなiPhoneを欲しがるのなんて、iPadを買う余裕の無い発展途上国の人々だけじゃないでしょうか」と氏は言います。

「iPhone Mini」が開発されるとしたら、そのサイズはiPhone 4Sの半分になるだろうとも氏は予測しています。

「これは大成功を収めるでしょう。他に競争相手がいないのですからね。iPadの相棒機として、iPadと同じくらい売れるでしょう。iPadを6500万人が購入していたとしたら、同じく6500万人がiPhone Miniを購入すると考えられるのです。なぜかって?大型と小型のデバイスがお互いを補完し合うからですよ」

「大型と大型、そんな組み合わせは誰も望んではいませんよ」と氏は締めくくりました。

今回のForbesのレポートは、China Timeが報じた「iPhone nano」の報道を受けて書かれたものだと思われますが、China Timesによると、アップルはiPhoneの廉価モデル「iPhone nano」を製造中で、今年中のリリースを目論んでいるとのことです。

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