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アップル、MacBook Pro Retinaディスプレイを刷新 - CPU高速化、RAM倍増

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アップルは29日、新しいMacBook Pro Retinaディスプレイのシリーズを発表しました。これにより15インチと13インチの両モデルがアップグレード。また一部製品においては、価格の改定も行われたようです。米9to5Macが伝えています。

15インチモデル

同シリーズの15インチ・モデルには2種類ありますが、高速化を実現するクアッドコアIntel Core i7プロセッサを搭載しているという点では両モデルとも同じです。また標準搭載のメモリもともに16 GBとなっています。異なる点としてはCPU周波数が挙げられ、一つには2.2 GHzのプロセッサを搭載、もう一つの上位モデルには2.5 GHzのプロセッサを搭載しています。ターボ・ブースト使用時の最大周波数も異なり、それぞれ3.4 GHzと3.7 GHzです。上位モデルについては、グラフィック・プロセッサにおいて、従来のものと同じ「NVIDIA GeForce GT 750M(2 GB GDDR5メモリ搭載)」を採用しています。

価格は19万4800円と、上位モデルが24万8800円(ともに税別)です。

また15インチ・モデルにおいてはカスタマイズのオーダーも可能で、ターボ・ブースト使用時最大4.0 GHzを実現する、2.8 GHzのプロセッサに変更することができます。

13インチモデル

一方、13インチ・モデルには3種類あり、今回、すべてのモデルがアップグレードされました。うち2種類のモデルは2.6 GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサを搭載し、ターボ・ブースト使用時の最大周波数もともに3.1 GHzです。さらに標準搭載のメモリも8 GBとなっています。両者の異なる点は、フラッシュ・ストレージの容量で、従来同様、一方は128GB、もう一方は倍の256 GBです。

もう一つのモデルについては、デュアルコアIntel Core i5プロセッサ搭載という点では上記2モデルと同じですが、CPU周波数は2.8 GHz、ターボ・ブースト使用時の最大周波数は3.3 GHzとなっています。フラッシュ・ストレージについては、こちらも従来同様、512 GBのままです。

価格はそれぞれ、12万8800円、14万7800円、17万5800円(すべて税別)です。

13インチ・モデルにおいてもカスタマイズのオーダーが可能で、ストレージの容量を1 TBに増やすことができます。またターボ・ブースト使用時最大3.5 GHzを実現する、3.0 GHzのプロセッサに変更することも可能です。

今回一新された同シリーズの価格はどのモデルも据え置きでしたが、15インチの上位モデルのみ、3000円の値下げを行ったようです。アップルは年内にも、同シリーズの12インチ・モデルを発売するのではないかとうわさされています。

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