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アップル、iCloudハッキング疑惑に声明発表

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有名人のプライベート写真や動画がインターネット上に流出した事件について、アップルは2日(米国時間)、iCloudと「iPhoneを探す」への不正アクセスはセキュリティ侵害ではなく脆弱なパスワードが原因、との声明を公式サイトで発表しました。

有名人のプライベート写真の盗難について、当社が行っている調査の最新情報をお伝えします。盗難が発覚した際、私たちは憤りを覚え、すぐにエンジニアを集めて原因究明を図りました。お客様のプライバシーとセキュリティは当社にとって最重要事項です。

40時間以上の調査の後、一部有名人のアカウントのユーザー名、パスワード、秘密の質問が集中的に攻撃されていたことを突き止めました。その手法はインターネット上でありきたりのものです。今回の盗難は、iCloudや「iPhoneを探す」などアップルのシステムへのセキュリティ侵害が原因ではありません。

当社は警察と協力して引き続き犯罪に関与した人物の特定につとめています

先週末、有名人の数多くのヌード写真が画像掲示板の4chanに流出しました。複数のサイトに拡散される前に、流出に関与したとみられるハッカーの1人が「流出元はiCloud」と指摘していたため、iCloudの欠陥を非難する声が一気に広がりました。

今月1日、ハッカーに「iPhoneを探す」への不正アクセスを許したとされるツールがソフトウエア開発サービスGithub上で明らかにされ、その後アップルは本件に対する調査を開始すると発表しました。

アップルはiCloudおよびApple IDの全ユーザーに対し、推測されにくいパスワードを使用し、2段階認証を有効化して同様のハッキングを回避するよう勧めています。

via - MacRumors

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