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マイクロソフト、iPhone / iPad向けOfficeをリリース 基本機能が無料に

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米マイクロソフトは6日(現地時間)、iPhone、iPad、Android向けの各「Microsoft Office」アプリにおいて、無料でファイルの編集機能を利用できるようにしました。

各アプリのダウンロードはこれまでも無料でしたが、ファイルの編集には「Office 365(マイクロソフトが提供するクラウド・サービス型のOffice)」の申し込み(有料)が必要でした。

iPhone向けの「Office for iPhone(旧Office Mobile)」は、WordExcelPowerPointと3つのアプリに差し替えられ、どのアプリもApp Storeから無料でダウンロードできます。またiPad向け Microsoft Officeアプリ群「Office for iPad」でも同様の機能が使えるようになっています。

App Storeの説明によれば、iOS 7.1以降と、マイクロソフト・アカウントへのサインインのみでファイルの表示・作成・編集など基本的な機能が利用できるということです。ただし高度な機能の利用には「Office 365」への申し込みが必要で、それぞれのアプリ内で「プレミアム」へのアップグレードが可能になっています。

マイクロソフトは今月4日(現地時間)、同社の「モバイル第一、クラウド第一」戦略の一環として、米Dropboxとの統合を発表したばかり。この提携により、Microsoft OfficeとDropboxのクラウド・ストレージが統合され、今後Officeのユーザーは、例えばDropbox内のファイルをiPadで編集したり、iPhoneで作成した文書をOneDriveに保存したりすることが可能になりました。

なお、法人サービスの「OneDrive for Business」や「Dropbox for Business」内にあるファイルを編集するには、企業向け「Office 365」の申し込みが必要です。

一方、Android端末においては、「Office for Android」のプレビュー申し込みを開始しており、正式版は来年初頭になるとしています。

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