「iTunes 12.2.1」がリリース Apple Music関連の不具合を修正
アップルは13日(現地時間)、iTunesの最新版「iTunes 12.2.1」をリリースしました。これにより、iTunes Matchで取り込んだ楽曲がApple Music対応の形式に変換されてしまうという不具合が修正されました。
この不具合は、かなり大きな問題だったと言えるでしょう。と言うのも、Apple Music対応の楽曲はDRM(デジタル著作権管理)で保護されているため、同サービスのメンバーでなくなった場合、もはや再生することができなくなってしまうからです。一方で、iTunes Matchにアップロードされた楽曲はユーザーの所有物となるため、他のデバイスにダウンロードするなど自由にコピーできるようになっています。
iCloudミュージックライブラリの不具合は解決されず
iCloudミュージックライブラリに関する問題は、依然として解決していないようです。同問題はiTunes MatchおよびApple Musicの両サービスに関連するもので、例えばライブラリ内のメタデータやアートワークが変更されてしまったり、同じデータが複数できてしまったり、プレイリスト全体が消去されてしまったりなどといった不具合が生じています。
この問題については、アップルのサポートコミュニティでもかなり話題となっています。ライブラリのデータを復活させる方法もあるようで、不具合の状態に応じて、例えばライブラリのデータベースとなる以前のITLファイルを使用したり、バックアップデータから復元したりするなどの方法が挙げられています。
via - Apple Insider