アイフォンの使い方・設定方法、新型アイフォン15最新情報

アップルは7日（現地時間）に開催したスペシャルイベントで、新型iPhoneやiOSなどとともに、次世代Apple Watch「Apple Watch Series 2」の発表を行いました。

2015年4月、アップル初のスマートウォッチとして発売されたApple Watch。その間watchOSのアップデートはあったものの、新モデルとしては約1年半ぶりのリリースとなります。

マイナーチェンジに留まった部分もありますが、それでも魅力的な機能がいくつも追加された今回のアップグレード。そこで今回は、新機能・情報を10個、ご紹介しましょう。

新型 Apple Watch は「Apple Watch 2」じゃない？

アップルはこれまで新型デバイスの名称を、例えば「iPhone 6」や「iPhone 7」というように、「デバイス名＋世代数」とするのが一般的でした。しかし今回は少々違うよう。「Apple Watch Series 2」と少し凝った名前になっています。

一方、初代Apple Watchに関しては、Series 2と同じくデュアルコアプロセッサを搭載するなどパフォーマンスを大きく向上させた上で「Series 1」として販売を続けるようです。

水深50メートルでも動作する耐水性能

Series 2の目玉といえば、何といっても装着したまま水に潜れることでしょう。アップルは今回、隙間という隙間をすべてふさいでデバイスを防水仕様にするとともに、50メートルの水深でも動作が可能な耐水性能を備えました。

これからはApple Watch（Series 2）を付けたまま1日中泳いでも、デバイスが動かなくなったり壊れたりする心配はありません。さらに密閉できないスピーカーに関しては、水から上がるとスピーカーがそれを感知し、内部に入った水を音の振動を使って排水するという画期的な機能が搭載されました。

高速「S2」チップを搭載

Apple Watch Series 2は「S2」と呼ばれる新型チップを装備しています。同チップにはデュアルコアプロセッサが内蔵されており、初代Apple Watchと比較すると約1.5倍の速さです。またGPUの性能も向上し、従来の約2倍の処理能力で高精細かつ滑らかな画像（フレームレート：60 fps）を表示します。

明るくなったディスプレイ

アップルは今回、ディスプレイも新たに開発。従来と比較すると約2倍の明るさになっています。

アップル史上最も高輝度（1000ニット）となるこのディスプレイ、屋内だけでなく、直射日光の下など明るい環境でもしっかりと文字や画像を確認できます。

GPSを搭載

Apple Watch Series 2には、ユーザーが待ちに待った機能の1つ、GPSが搭載されています。つまり今後はiPhoneとペアリングしなくても、Apple Watch（Series 2）だけで距離やペースを測ったり、コースを把握したりできるというわけです。GPSが内蔵されたことは、アスリートや、アプリを使って健康管理をしたい人にとっては朗報といえるでしょう。これからはランニングやウォーキングのときなどに、iPhoneを常に携帯する必要はありません。

豪華なセラミックケースが仲間入り

Apple Watch Seriesのラインナップは、素材の異なる3種類のケースで展開されています。従来のアルミニウム製とステンレススチール製に加え、今回新たに見た目も美しいセラミック製が登場しました。新作バンドもあり、もちろん、いずれもApple Watch Series 2と組み合わせが可能です。

watchOS 3にアップグレード

当然といえば当然ですが、新型Apple Watchの発売に伴い、watchOSも最新OS「watchOS 3」に アップグレードされます。全体的なパフォーマンスの向上に加え、動作が速いと評判です。

スペシャルモデル「Apple Watch Nike +」が登場

今回のイベントでアップルは、同社とナイキのコラボレーションによるスペシャルデザイン、「Apple Watch Nike +」を発表しました。

特にランナー向けに開発された同製品には、例えば専用アプリ「Nike+ Run Club」と連動できるほか、通気穴の開いたスポーツ仕様のバンドを採用するなど、スペシャルデザインならではの特徴が盛りだくさん。またケースはアルミニウム製で軽量です。カラー展開は全4色となっています。

Apple Payに対応

iPhone 7がApple Payに対応したことで大きな注目を集めていますが、Apple Watch Series 2もしっかり対応しています。サービス開始は10月下旬の予定です。

価格と発売日

Apple Watch Series 2は、9月9日に予約受付を開始し、9月16日に発売予定です。価格は3万7800円（税別）から。

一方、Apple Watch Nike +については、予約受付は同じ9月9日からですが、発売は10月下旬と伝えられています。価格は3万7800円（税別）です。

なお Series 1（デュアルコアプロセッサ搭載の初代Apple Watch）も9月16日から店頭に並び、価格は2万7800円（税別）からとなっています。