アンドロイドの痛ましい現状 - OS戦争はアップルが勝利する!

「アップルがOS戦争に勝利しつつある」などとする意見に賛同する人は多くないかもしれません。しかし、アップルの熱烈な愛好者でフリーのジャーナリストであるジョニー・エバンス氏は、アップル勝利とする理由および未来のコンピューティングに関して、米国のCOMPUTERWORLDに寄稿しております。

断片化の問題

断片化の問題は、PC以後のデバイスの弱みとなっていますが、アップルは断片化されていません。未来のコンピューティングは、モバイルによって特徴付けられるものとなり、未来のモバイルデバイスは、PC環境がどこにでもあるというアンビエントコンピューティングによって補填されるものとなります。ここで鍵となるのが、オペレーティングシステム(OS)です。

※アンドロイドOSは、機種やスペックがバラバラのため、統制することが難しい。そのため、アプリ開発者の多くは、アンドロイドよりも統制が取れたiOSアプリの開発を好む。

今日のOSは、どんな状況にあるのか?

■マイクロソフト
ウィンドウズは今でもPCの世界では優勢ですが、PC自体の売行きは急激に減少しつつあります。確かにPCはまだどこにでもありますが、その地位は重要性を失いつつあります。タブレット、TV、モバイルデバイスで、たいていの用が足りる現状で、マイクロソフトはモバイルの世界で存在感がありません(今後もないでしょう)。またそのOSは断片化しており、人々はアップグレードすらしようとしません。

■アンドロイド
アンドロイドはモバイルOSで優位を占めています。しかしそれは売上という名目においてに過ぎず、そのシェアを占めるデバイスの多くは、アンドロイドの古いバージョンを搭載しています。さらに悪いことに、それらはアップグレードできません。店舗で販売されているアンドロイドデバイスの大半は、最新OSを搭載することがないのです。新たに購入後、箱から出したその日から、すでに旧版なのです。OSの未来ということを考えた場合、アンドロイドはお金と時間の無駄です。

■OS X Marverick
OS X Marverickは、アップル懸命の尽力にもかかわらず、PCの世界ではまだマイナーな存在です。アップルはOS(今や無料)の改良を進めていますが、そのモバイルOSこそ、そのプラットフォーム上のOSイノベーションの肝心要です。Macはウィンドウズを抑えてその領土拡大を続けて行くでしょうが、最終的にはiOSの下位に従属するようになることでしょう。

■iOS
アップルiOSこそ、この群雄割拠の時代における王者です。iOSデバイスの74%(12月1日現在)が、すでにアップルの最新モバイルOS搭載です。モバイルの世界において、アップルは、最も現代的で広く搭載されているOSとなっています。そのアップデートは、2年古いデバイスにおいても可能です。

他方、アンドロイドOSの3分の1以上は、古風なジェリービーン(2012年7月初登場)のまま。実際、KitKat(アンドロイド4.4)登場を取り巻く喧騒にもかかわらず、その普及率は、アンドロイドデバイス中、わずか1.1%という痛ましい数値です。

無駄と過剰

欠陥の多いアンドロイドOSの流通システムでは、消費者は購入時のアンドロイドのバージョンに停留することになります。新しい機能や特徴にアクセスするには、OSをアップグレードするのではなく、デバイス自体を買い換えることによってです。こんな無駄と過剰の多いアンドロイドのビジネスのやり方は、地球にとって害悪です。

陳腐化することがあらかじめ織り込み済みのGoogleのモバイルビジネスプランに内在する怪しさは隠せないもの。買って箱から出した時、すでにデバイスは旧世代。アップグレードもできません、すぐに埋め立て候補地になるようなもの。こんなことでいいのでしょうか?やはりマズイでしょう。

このように競合他社は一貫したユーザー体験を提供できていませんが、アップルの場合、消費者はその製品を使いながら、最新のテクノロジーを享受しています。最新テクノロジーをいち早く使うことができるのは、未来のOSを定義づける上できわめて大切な要素です。アップルが新ソフトウェアを導入して、すぐに何百万もの人々が使用できるというのは、普及しやすいソリューションベースのエコシステムがすでにコントロールされているということを意味します。

アップルは、未来のデバイスのパラダイムに食い込むOSとして、最有力候補です。アップルは、OS戦争に勝利しつつあります。

これを受け入れることが肝心です。

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