iOS 8.1 注目の新機能 - 日本時間21日に配布開始
アップルは現地時間の16日に開催したiPadの発表イベントで、iOS 8.1を20日（日本時間21日）にリリースすると告知しました。今回のアップデートで新たに搭載される新機能について、米国のPhoneArenaが伝えています。
⇒ iPadイベントでアップルが発表したこと - まとめ
Apple Pay
iOS 8.1では、米国でいよいよ開始されるモバイル決済機能「Apple Pay」が導入されます。NFC（近距離無線通信）技術を採用した同機能では、加盟店のPOS端末でiPhone 6 / 6 Plusを操作するだけで、支払いが可能になります。
カメラロールの復活とiCloudフォトライブラリ
iOS 8で削除された、写真アプリ内の「カメラロール」が復活します。画像や動画をすべて保存できる「iCloudフォトライブラリ」の利用も可能になります。iCloudフォトライブラリを利用すると、画像や動画はオリジナル・フォーマットのままiCloud内の空き領域に保存されますが、同時に各デバイスにはサイズを最適化した画像が残されるので、デバイス本体のメモリ容量の確保に役立ちます。
iOSとOS Xの連携強化
iPhoneでMacのテザリングを行う新機能「Instant Hotspot」も利用可能になります。この機能を利用するには、iOS 8.1搭載のiPhoneとOS X Yosemite搭載のMacが必要です。
また、これまでもMacやiPadでiMessageの受信はできましたが、SMSの利用はできませんでした。しかしアップデート後はiPhoneとの連携機能を利用して、iPhoneで受信したSMS をMacやiPadでも受け取ることができます。
加えてバグ修正では、iOS 8デバイスとBluetooth機器とが正常にペアリングされない問題についても対処します。
iOS 8.1の一般公開は米国時間の20日。日本時間だと恐らく21日午前２時ごろからダウンロードが可能になるとみられます。
