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iOS 9、使える新機能32連発!

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WWDC 2015が8日(現地時間)に開幕し、例年通りの盛り上がりをみせています。初日の基調講演では、この秋リリース予定のiOS 9についてデモを交えた演説が行われ、期待以上の優れた機能が紹介されました。中でも特に抑えておきたい新機能を32個、ここでまとめてご紹介しましょう。

iOS 9、改良点や新機能を一挙紹介!

WWDC 2015でアップルが発表した10のこと


1. Siriの応答がより速く
iOS 8と比較すると、iOS 9ではSiriの応答速度が4割もアップしています。

2. Siriの精度がさらにアップ
iOS 9ではSiriの音声認識精度も、iOS 8と比べて4割向上しています。


3. Siriのリマインダー機能が強化
iOS 9では、Siriのリマインダー機能も強化されました。例えばあるEメールのメッセージを表示して、Siriに「後で『これ』について知らせて」と伝えておくと、Siriは「これ」を「Eメールのメッセージ」だと認識し、必要なタイミングに、その「Eメールのメッセージ」について通知してくれます。


4.「Proactive Assistant」機能の追加
iOS 9では新たに「Proactive Assistant」の機能が追加されました。これはユーザーの行動を先回りして必要な動作を行ってくれるというもので、例えばユーザーが毎朝、iPhoneにヘッドホンを接続して音楽を聞きながらエクササイズをする習慣があった場合、iPhoneは、毎朝ヘッドホンが接続されるたびに、ユーザーより先にミュージックアプリを起動してくれます。この機能は今後さらに進化して、さまざまなシチュエーションで使えるようになるでしょう。


5. 出発する時間を通知
例えばアポがあるときなど、iPhoneは、ユーザーが何時に出発しなければならないのかを教えてくれます。交通情報を伝えてもらうことも可能です。


6. Eメールを基に発信者を予測
連絡先に登録されていない相手から電話がかかってきた場合、iPhoneは、過去に受信したEメールを検索して電話番号を探し、発信者として可能性のある人を教えてくれます。

7. Siriで画像や動画を検索
iOS 9では、Siriで画像や動画を検索することも可能です。撮影した場所や写っている人物などで検索をかけることもできます。


8. iPhoneの検索機能が大幅に強化
iOS 9では、iPhoneの検索機能が大幅にアップし、スポーツのスコアや試合のスケジュール、Netflixからの情報、映画情報なども表示されるようになります。またアプリを使用しているときでも検索が可能となり、検索結果をタップして移動することもできます。


9. Eメールを送る相手をサジェスト
メールアプリから新規メッセージを送る際、送信先のアドレスは、過去のパタンからiPhoneが判断し、自動で入力してくれます。

10. Spotlight検索が便利に
iOS 9ではSpotlight検索を使って、アプリを探したり連絡先やニュースを検索したりできるほか、近くにあるお店などを探すことも可能です。

11. プライバシーに配慮
iOS 9は、ユーザーのプライバシーにも十分に配慮しています。例えばデバイスで何かを検索したり、標準搭載の「マップ」アプリを使って場所を調べたりしたときに、これらの情報とApple IDとは、関連付けられないようになっています。またこうした情報を、ユーザー以外の第三者が知ることもできません。


12.「メモ」アプリに新たな機能
定番の「メモ」アプリに、ToDo管理などにも使えるチェックリストが追加されます。また手書きにも対応し、iCloudとの同期も可能です。

13.「マップ」アプリが乗り換え案内機能をサポート
iOS 9では、「マップ」アプリに、公共交通機関の乗り換え案内機能が追加されました。次に発車する電車やバスに間に合うよう、最寄りの駅や停留所までの徒歩のルート案内もサポートしています。ただし現段階では、一部の世界の主要都市にしか対応していないということです。

14. 新アプリ「News」の登場
iOS 9には、新たにアップル公式のニュースアプリ「News」が搭載されます。このアプリは、例えばFlipboardやZiteなどが提供するニュースリーダーアプリのようなもので、ユーザーの好みに合わせたソースの記事や話題などを、美しいレイアウトで配信します。


15.「マップ」アプリでApple Payが使える店を検索
「マップ」アプリは、目的地へのルート検索に使えるだけでなく、Apple Pay対応の店を探すのにも利用できます。


16. iPadのキーボードが便利に
iOS 9では、iPadのキーボードに、ショートカットバーが追加されました。バーには、予測変換ワードの左右に、合わせて6つのショートカットキーが配置されています。このショートカットバーは、サードパーティ製のアプリにも対応しています。

17. iPadが外付けキーボードのショートカットに対応
iPadでは今後、Bluetooth搭載のワイヤレスキーボードでも、キーボードショートカットを利用できるようになります。アプリの切り替えを行うショートカットなど、さまざまなショートカットに対応しています。

18. iPadのキーボードがトラックパッドに
トラックパッドを使うときのように、iPadの画面キーボードに2本の指を載せて指をスライドさせると、カーソルを動かしたり、文字を選択したりすることができます。


19. iPadの「Slide Over」で別のアプリに素早くアクセス
iPadに新たに追加された「Slide Over」の機能では、現在使用中のアプリを起動したまま、画面の右側に、画面の3分の1程の幅で別のアプリを表示させることができます。メッセージを確認したりツイッターを利用したりするときなどに便利です。

20. iPad画面を分割してマルチタスキングが可能に
さらにiPad Air 2では「Split View」の機能も追加されています。この機能を使えば、2つのアプリを同時に起動して、画面の左右に均等に表示させることが可能です。使い勝手は、デスクトップ型PCでのマルチタスキングとほとんど変わりません。

21. iPadの子画面で動画を見る
iPadでは、テレビ番組などの動画を子画面で表示してそれを視聴しながら、親画面で別の作業をすることができます。

22. iPhoneのバッテリー寿命が長く
アップルはiOS 9において、iPhone 6のバッテリーの駆動時間を、少なくとも今より1時間長くすると約束しています。

23. 省電力モードへの切り替えが可能に
iOS 9では、バッテリーの駆動時間を延ばすために、省電力モードへの切り替えが可能になりました。このモードをオンにすると、バッテリーの駆動時間が最大3時間延長できます。


24. iOS 9、アップデートに必要な容量はわずか1.3GB
iOS 8へのアップデートでは、ストレージの空き容量に頭を抱えた人も多いことでしょう。しかしiOS 9へのアップデートでは必要な容量がわずか1.3GBと大幅に縮小されたため、空き容量が不足している人でも悩まずすぐにインストールことができます。

25. iOSアプリのゲームプレーを記録
iOS 9ではゲーム向けの機能も強化されています。例えばiPhoneやiPadでプレーしたゲームの動画を記録して、それらをオンラインで共有する機能などが加わりました。


26. アプリは最適化してからダウンロード
App Storeでアプリをダウンロードすると、iOS 9では、ユーザーのiPhoneに最適化してからダウンロードされるようになります。これによってダウンロードのデータ量が抑えられるほか、iPhoneのストレージ容量を気にする必要もなくなります。


27.「ヘルスケア」アプリに新たな機能
iOS 9の「ヘルスケア」アプリでは、女性向けの健康管理ができるようになったほか、体内の水分量や浴びた紫外線の量などもチェックできるようになりました。


28. Home Kitがさらに進化
iOS 9ではHome Kitも進化しており、対応する家電やシステムへの操作性が向上しています。Siriによる音声操作も可能です。


29. CarPlayがワイヤレス接続に
iOS 9では、ケーブルを使わずに、ワイヤレス接続でCarPlayを利用できるようになりました。CarPlay対応の新型車も今後、続々と登場する予定です。


30. セキュリティの強化
iOS 9ではセキュリティの強化も重視されています。例えばいつもとは異なるデバイスでApple IDにサインインすると二段階認証を求められるほか、パスコードの入力桁数が現行の4桁から6桁に変更されています。

31. パフォーマンスの向上
アップルは、グラフィックスAPIに「Metal」を採用したことで、iOS 9において、スクロールの速度を上げたりアニメーションの動きを滑らかにしたりするなど、全体的なパフォーマンスの向上を約束しています。


32. Androidからの乗り換えを簡単に
この秋、Androidユーザー向けの新アプリ「Move to iOS」がリリースされます。このアプリを使えば、Androidユーザーは、iPhoneへの切り替えをワイヤレスで簡単に実行できるようになります。各種アカウントやメッセージ、DRMフリーの楽曲、無料アプリなどの移行も可能です。

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