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5.5インチ「iPhone Air」、2015年にずれ込む可能性も

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今年2014年は大型2タイプのiPhoneがリリースされるとみられていましたが、このところその雲行きを案じる報道が相次いでいます。米国のMac Rumorsが伝えています。

iPhone 5sと4.7インチ、5.5インチのレンダリング画像 - Mac Fan

台湾の工商時報は21日、今年後半の発表が噂されているアップルの5.5インチのiPhone 6について、生産の遅れにより発表が2015年に延期されると報じました。記事によると、アップルはiPhone 6の「非常な薄さ」に適合する厚さ2mm以下のバッテリーの開発に苦労しているとのことです。

また工商時報は、アップルのサプライヤが5.5インチのiPhone 6を「iPhone Air」と呼んでいる、とも伝えています。この名称は正式名として決定済みのものではないようですが、事実であれば、iPhone Airは同様に薄い筐体を持つMacBook AirやiPad Airの仲間入りをすることになるのかもしれません。

これまでの報道では、4.7インチのiPhone 6は今年の初秋に発表され、同様の仕様を持つ5.5インチのiPhone 6は、生産上の問題を抱えていることからそれより遅れて発表されると伝えられていました。先月、米国ロイター紙は、アップルが5.5インチ版のディスプレイに使われるインセル型技術に問題を抱えていると報じました。5.5インチ版のディスプレイは、ジャパンディスプレイ、LGディスプレイ、シャープが生産することになっています。

iPhone 6は、大型のディスプレイとこれまで以上に薄いデザインに加え、新しいA8プロセッサ、Touch ID指紋センサー、手ブレ補正機能付きの機能向上したカメラなどが搭載される見込みです。また、iPhone 6の価格を100ドル(約1万円)値上げするため、アップルが携帯キャリア各社と交渉中であるとも伝えられています。

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