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アップル、年内に最大8000万台のiPhone 6を準備 史上最大規模のリリースへ - 米WSJ報道

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アップルが新型iPhoneを発売する際は、毎年、「史上最大規模」なわけですが、今年発売されるiPhoneも例外なく爆発的ヒットとなることが確実視されています。

米国のウォール・ストリート・ジャーナル紙は22日、アップルが、アジアの各サプライヤに対して、iPhone 6の生産台数を増加するよう求めていると報じました。これは4.7インチ版と5.5インチ版の両モデルが対象となっており、年内の総生産数は7000万から8000万台に達するようです。

また新製品の生産台数としては、「史上最大規模」となり、異例の大型発注だと伝えています。

同紙によると、昨年5sと5cが発売されたときの生産台数は、両モデル合わせて5000万から6000万台。この数と比較すれば、今回の発注数が前回をはるかに上回っていることがよく分かります。

アップルはさらに、サプライヤに対して、最大1億2000万台分のiPhoneの構成部品を今年末までに準備しておくよう伝えているようです。iPhone 6では両モデルともにインセル型タッチパネルの新技術を採用していると言われていますが、ディスプレイ・メーカーは、発売後、こうした新技術によって製品に問題が生じることを懸念しており、構成部品の予備は、これらの問題に対処するためのものだと考えられています。

アップルは、昨年も非常時に備えた部品準備の要請をサプライヤにしており、その数は2013年末までに合わせて9000万台分だったとみられています。

iPhone 6の量産時期に関しては、台湾の経済日報が先週末、4.7インチモデルは7月第3週(今週)から、5.5インチモデルは8月中旬から開始されると報じましたが、ウォール・ストリート・ジャーナルの見立ては若干異なり、4.7インチ版が8月から5.5インチ版が9月からそれぞれ量産体制に入るとしています。

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