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iPhone 6、大量生産に向け最終段階

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ゲームニュースなどを伝えるサイトG for Gamesは13日、中国の消息筋から得た情報として、iPhone 6の生産が生産検証テスト(PVT)の段階に入ったと伝えました。PVTは、品質を確認する目的で少量の完成ユニットを通常速度で製造する工程で、ここで何も問題が見つからなければ、9月9日の発表が見込まれる新iPhoneが、かつてない規模で生産開始する見通しです。米Cult of Macのレポートです。

G for Gamesの情報元は、世評の高い中国のニュースサイトCCTimesの現CEOで、元北京郵電大学教授の項立剛氏であるとみられます。PVTで何らかの問題が見つかれば、量産開始までに生産ラインの調整が行われます。

iPhone 6の生産上の問題に関する報道は全て噂レベルですが、製造を請負う台湾フォックスコンが最近、「7月は2013年3月以来最低の収益を記録した」と発表したことは、注目に値します。同社は停滞の理由に言及していませんが、大規模な量産を困難にする新製品の複雑な組立てが、製造工程に問題をもたらしたと判断している様子です。

iPhone 6と名指しこそしていませんが、ここ数年で最も意欲的な製品になると期待されるデバイスへのアップルの要求基準を満たすため、フォックスコンがいくつかの問題を抱えていたことは間違いないようです。

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