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4インチ新型iPhoneは来年発売か - KGI証券

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アップルは今年発売する新型iPhoneに4インチモデルはラインナップせず、Apple Payの機能を搭載して2016年に発売するとのリポートが新たに公表されました。

アップルの新製品情報に詳しいKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は22日(現地時間)、投資家向けに発行した書簡で、iPhone 5cは今年中に生産終了になるとの見方を示しました。これが事実なら、iPhone 5sが今後、iPhoneシリーズのなかで最も低価格のモデルになります。

クオ氏はまた、アップルが今年、現行の4インチモデルをリニューアルすることはないだろうとの見方を示す一方で、来年、同サイズの低価格モデルが発売される可能性を示唆しました。

さらに4インチの新型iPhoneが発売されれば、小さいサイズを好むユーザーの獲得に「弾みを付けるカギ」になるだろうとし、また同モデルにNFCを搭載してApple Payをサポートすることで「Apple Payのエコシステムが完成」するだろうと述べています。

クオ氏による予測は、今年発売されるとされている、いわゆる「iPhone 6c」のうわさとは対照的なものです。このうわさでは、アップルは、iPhone 5を5cに移行したときのように、iPhone 5sの本体背面をプラスチック製にして、iPhone 6cとして発売する可能性があるといわれています。

iPhone 6cのものとされるリーク部品は先月あちこちのサイトで見受けられ、これにより4インチモデルが今秋新たに発売されるのではないかとの憶測が巻き起こっていました。

また、台湾の複数メディアは21日、AU Optronicsがアップルに4インチパネルを供給することで大筋合意したと報じました。興味深いことに、同パネルの供給開始時期は、2016年だとされています。

Apple PayについてはiPhone 6 / 6 Plusでしか使用できませんが、今月24日発売のApple Watchとペアリングすれば、従来の機種でも使用できるようになります。ただし対象となる機種はiPhone 5以降で、しかも、Apple Payは今のところ米国のみでサービスが提供されています。

2013年に発売されたiPhone 5sで初めて、iPhoneに指紋認証機能(Touch ID)が搭載されました。ただしApple Payの決済サービスに必要なNFCチップは内蔵されていません。

■ via - Apple Insider

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