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iPhone 8の量産時期は10~11月、7sは例年通り = KGI証券

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アップルの新製品情報に詳しいKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、24日に発行した最新レポートの中で、今年9月に発売が見込まれているiPhone 8について、量産時期が通常の8~9月から10~11月にずれ込む可能性が高いことを明らかにしました。

image - Martin Hajek

遅延の原因は、有機EL(OLED)ディスプレイ、10nmプロセスで製造されるA11チップ、デザインを刷新した3D Touch、3Dセンサーカメラなど、製造に困難が伴うアップル独自の最新部品が、複数採用されるためとのこと。

そのため、iPhone 8は発売直後に供給不足に陥ることが予想されるとしています。クオ氏は、2017年後半の新iPhoneの販売台数(3モデル合計)について、以前は1億1,100万台と予測していましたが、現在は8,000~9,000万台に修正しています。

とはいえ、たとえ発売が2018年初頭にまでずれ込んだとしても新しいiPhoneを購入したいと考えるユーザーは依然多いと予想されることから、長期的に見れば、量産の遅延によってアップルの売上が大幅に落ちる可能性は低いとしています。

一方、同時期の発売が見込まれているiPhone 7sと7s Plusについては、通常通りの量産スケジュールになるとのことです。ただ、サムスン、ファーウェイ、シャオミといったローエンドのフルスクリーンスマートフォンと比べ、魅力に欠ける可能性があることも指摘しています。

9to5mac

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