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アップル1~3月期決算、iPhone販売台数は微減 iPhone 8の噂が買い控え呼ぶ

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アップルが現地時間2日に発表した2017年度第2四半期(2017年1月~3月)決算は、増収増益だったものの、iPhoneの販売台数は前年同期より減少しました。日々過熱しつつあるiPhone 8のリーク情報が影響しているようです。

1~3月期の売上高は前年同期比4.6%増の528億9600万ドル(約5兆9300億円)、純利益は4.9%増の110億2900万ドル(約1兆2300億円)でした。

iPhoneの販売台数は1%減の5076万台。利益率の高いiPhone 7 Plusの需要が引き続き好調で、3月25日に発売したiPhone 7レッドモデルも「素晴らしい反応」のようです。ただ、クックCEOはアナリストとの質疑応答で、大幅なデザイン変更が噂される次期iPhoneのリーク情報が「インパクト」を与えたと述べており、早くも過熱気味のiPhone 8に関する報道が買い控えを引き起こしていることを示唆しました。

これまでの情報によると、iPhone 8の発売は例年の9月よりも遅れる見通しで、ドイツ銀行などは、部品の不足や技術的な問題のため2017年の発売は難しいとの観測をレポートしています。とはいえ、iPhone 7と7 Plusに関しては9月の発売に向けて順調に開発が進んでいるようです。

iPadの販売台数は13%減の892万台で12期連続の減少。Macの販売台数は4%増の420万台。App StoreやApple Music、Apple Payなどを含むサービス分野の売上高は18%増。特に、App Storeの売上高は40%増で過去最高を記録しました。

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