電話の小技、ソフトポーズとハードポーズで自動音声受付をスムーズにする

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留守番電話の再生や、宅配便の再配達受付などで、通話中に数字の入力を求められることがあります。これらのサービスを頻繁に利用していると、長い音声案内と入力の手間をわずらわしく感じることもあるのではないでしょうか。

こんなとき、ソフトポーズとハードポーズを使えば、半自動的に数字をダイヤルできます。音声案内を聞いて、キーパッドで入力し、再び音声案内を聞く......という作業が面倒なときは、ぜひ試してみてください。


「ソフトポーズ」と「ハードポーズ」とは?

ソフトポーズとは、通話開始から2秒後に、あらかじめ入力しておいた数字を自動で送信できる機能です。他方のハードポーズとは、通話開始後、好きなタイミングで数字を送信できる機能です。

自動音声受付では、入力すべき数字は前もって決まっています。ソフトポーズかハードポーズを利用して、数字を前もって入力しておけば、半自動的に処理を終わらすことができるというわけです。

ではさっそく、ソフトポーズとハードポーズの使い方をチェックしていきましょう。

ソフトポーズを入力する

電話番号を入力する

キーパッド

まずは、キーパッドで通常どおり相手の電話番号を入力します。

ソフトポーズを入力する

電話番号のあとに続けてソフトポーズ「,」を入力してみます。
【*】を長押ししましょう。「*」が「,」に変化します。

ソフトポーズ

数字を入力して発信する

発信

「,」の後に、キーパッドで任意の数字を入力したら、発信ボタンで電話をかけましょう。

相手が電話に出て、通話が始まってから2秒経つと、入力しておいた数字が自動的に送信されます(送信されるとき、プッシュトーンの音が聞こえます)。

ひとつの「,」ごとに、2秒の間隔を空けて数字が送信されます。

ハードポーズを入力する

電話番号を入力する

キーパッド

次はハードポーズの入力方法です。

まずは、キーパッドで通常どおり電話番号を入力します。

ハードポーズを入力する

電話番号に続けてハードポーズ「;」を入力しましょう。
ハードポーズを入力するには、【#】を長押しします。

ハードポーズ

数字を入力して発信する

発信

「;」の後に、キーパッドで任意の数字を入力したら、発信ボタンで電話をかけましょう。

通話中にダイヤルする

通話画面

相手が電話に出て、通話が始まると、通話画面の左下に【"◯"をダイヤル】と表示されます。通話中にこれをタップすると、先ほど入力しておいた数字を「;」の区切りごとに送信できます。

【"◯"をダイヤル】をタップすると、また次の数字が【"◯"をダイヤル】で表示され、入力できるようになります。

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