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iPhone 5、3D仕様のコントロール機能搭載か?

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アップルが5年前、元祖iPhoneをリリースしたとき、タッチ式インターフェースは世界を驚かせたものでした。それが今ではモバイルフォンの世界標準となっていることは言を俟ちません。米国のThe International Business Timesは、アップルが次の新技術として、3D仕様のコントロール機能を次世代iPhone 5に搭載するのではと伝えています。

アップルの革命性はよく知られたことですが、同社は現在「センサー式ディスプレイ環境(Sensor Based Display Environment)」という表題の特許申請をしています。これは、次世代モバイルUI(ユーザーインターフェース)の大きな革命となる可能性を秘めています。

同特許申請には、パネル上のセンサー、ジャイロスコープ、コンパスを元にしたデータに基づく3Dディスプレイ環境の詳細が記載されています。この3Dインターフェースは、メガネなしで両眼に異なるイメージを提示する特殊スクリーンで成り立っており、未来のiPhoneはユーザーが片手で、デバイスの方向を変えるだけで操作することができるようになるかもしれません。言い換えれば、ユーザーはiPhoneのスクリーンに触れる必要さえなくなります。

しかし、現行のモバイルデバイスのディスプレイの大きさは限られており、3DのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)は技術的に難しいとの声もあります。特許申請の担当者は「3DのGUIを異なる角度から見るには、二つの手が必要だ。一方の手でデバイスを支え、もう一方の手でGUIを操作し3Dが見えるようにしなければならない」と語っています。

また同特許には「snap to」と名付けられた機能も記載されており、素早い操作性が可能になるとのこと。この機能によって、ユーザーがある動作をすると、特定の予めプログラムされたインターフェース上の位置やアプリにアクセスできるようになります。

今週この特許申請が公開された後、ネット上は次世代iPhoneの噂で賑わっています。iPhone 5がこの3D仕様のコントロールを採用するかどうか、ファンは興味津々です。

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