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3DアーティストによるiPhone 5の新デザイン画像

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最近、ジャスティン・クイン氏という3DアーティストによるiPhone 5の新デザイン完成予想図が、米国のThe iPhone 5 News Blogで公開されました。

クイン氏が手がけたコンセプト写真は実に印象的。シャープな薄型、メタリックな外観で、今年2012年ついにお目見えするiPhone 5の期待を裏切るものではありません。その写真の数々は、The iPhone 5 News Blogにだけ譲渡されたとのことで、同サイトはクイン氏に感謝の言葉を捧げています。

クイン氏の考える新世代iPhoneの特徴とはどんなものでしょうか。やはり大胆なデザインの変更や、iPhone 4や4Sと異なるハードウェアとしての特徴があるのでしょうか。同氏は、4.5インチの端から端までスクリーンの枠がないような本体を描いています。Eメールが届くと、背面のアップルのロゴが光ります。

そして印象的なのは、新しいタッチ式のサイドパネルです。これによって、枠なしのより大きなスクリーンにすることができます。また、ウェブサイトのスクロールもサイドのタッチで可能になるとのこと。

他にもクイン氏の前向きなアイディアとして、特徴的に描かれたドックがあります(アップルの付属品を生産している業界はあまり喜ばないでしょうが...)。

またホームボタンについても、クイン氏は面白いアイディアを提示しています。フィジカルなハードウェアとしてのホームボタンの代わりに、ソフトキーになるのではないかということがよく言われています。クイン氏のコンセプト写真では、スクリーンサイズを大きくするため、ホームボタンが小さくなっており、新着Eメールが届くと、光り出す仕様になっています。またホームボタンは円形ではなく、半分だけ卵型の形をしており、やはりスクリーンサイズを大きくするのに貢献しています。

また特に強調すべきこととして、クイン氏はiPhone 4/4Sの美的センスを継承していることがあります。すなわち、ガラスの背面、メタリックなサイド、全体の形です。アップルとしても、多くの支持を得ているiPhoneの洗練されたデザインをあまり変えたくはないと考えていることでしょう。クイン氏のセンスは、このあたりをよく捉えています。スクリーンサイズは大きくしたものの、全体的にはiPhone 4/4Sに可能なかぎり近いデザインが追求されたことが伺えます。

以上が、iPhone 5の新デザイン完成予想図に関する記事の紹介でした。

ちなみに、下のYoutube画像は、3Dアニメーションやデジタルコンテンツ制作をてがけるAatma Studioが作成したiPhone 5のコンセプトビデオです。

このビデオで紹介されているバーチャルキーボードですが、今年のCES(Consumer Electronics Show)でもCELLUONが "Prodigy"という同じようなコンセプトのキーボードを発表しました。

上のビデオを見る限り、とてもクールに感じますが、キーボードを打った感触が指先に残らないので(iPhoneのオンスクリーンキーボードでも同じことですが)、使いづらいという感想も耳にします。

ある程度慣れの問題もあるでしょうけど、iPhoneの小さい画面でのキーボード操作も相当使いづらいので、バーチャルキーボードはありかもしれませんね。

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