本文に広告を含む場合があります。

iPad mini2の発売は10月以降・・・その前に、廉価版iPad mini登場も

著者情報

KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が、投資家宛に発行した最新のリサーチレポートの中でiPad の今後の見通しについて言及しています。Mac Rumorsが伝えています。

クオ氏によれば、Retinaディスプレイがらみの問題により、iPad mini2の発売は今年第4四半期(10~12月)にずれ込み、廉価版iPad miniの発売もあり得るとのこと。

「アップルは、iPad mini2の発売前に、アンドロイド製品と競合するより手頃な価格のiPad mini を発売するかもしれない。コスト削減の具体的なアプローチ方法は、次のようなものになるだろう。安価な部品の調達、より高度な技術を用いたA5プロセッサーの搭載、金属筐体の生産の簡素化、背面カメラの廃止、8GBストレージの採用。この安価なiPad miniの販売価格は199~249ドルが想定される」

クオ氏は、このようなデバイスがiPad全体の売上げを押し上げることにはつながらないとしつつも、アンドロイドタブレットを扱うローエンド市場からの侵食は抑制できると見ています。

199~249ドルという価格帯は、アップルの潜在的顧客が求めている価格の1つですが、実際のiPad miniは329ドルから販売されています。しかしアップルは、iPad miniの利益率がアップル全体の平均を下回ると繰り返し述べています。

クオ氏は、フルサイズのiPadがよりポピュラーなiPad miniに売上げを奪われること、またRetinaディスプレイ搭載のiPad miniの発売が今年後半までないことなどから、アップルは今後、競争力を維持しつつも、2013年のiPad全体の販売成長は低調なものになると予測しているようです。

関連記事

最新情報



上へ戻る