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iPhone 5の威力!iOSがアンドロイドを抜いてトップの座に - 米国スマホシェア

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驚くべきことではないのかもしれませんが、new statsによると、米国ではiPhone 5リリースのおかげで、アップルiOSが市場シェアにおいてアンドロイドを抜いてトップの座に躍り出ました。米国のPC Magazineが報じております。

調査会社のKantar Worldpanelは27日、アップルのモバイル用OSは米国で過去12週間のあいだに、スマートフォンのマーケットシェアのうち48.1%を占めるまでになり、一方、アンドロイドのシェアは46.7%に下がったと公表しました。

「前回、米国でiOS がアンドロイドを上回ったのは、iPhone 4Sリリース時。アップルはトップの座を3週間維持した」と、Kantar Worldpanelで世界消費者動向を専門とするドミニク・スネボ氏。「今回、アップルは前回の49.3%という最高記録を塗り変えるだろうと我々は予測している。次の2週間で、米国のスマホ市場のトップシェア記録を達成するのではないか」と述べました。

iPhone 5購入者のうち約62%が、もともとiPhoneのユーザーによるアップグレード。約13%がアンドロイドから、約6%がブラックベリーからの乗り換え組。そしてiPhone 5を初めて手にしたという人々が少数ながら続きます。

「アップルはいつも、顧客の忠誠(ロイヤリティ)を非常に高いレベルで維持しているため、競争に巻き込まれていない。新デバイスであるiPhone 5の売上を押し上げているのも、この顧客の忠誠という要因が大きい。米国の既存アップルユーザーのうち92%もの人々が、次のアップグレードにおいてもiPhoneを選ぶと回答している」と、スネボ氏。

iPhone 5のスクリーンは4インチとやや大きくなりましたが、Kantar Worldpanel によると、これも顧客にアップグレードを決めさせた大きな要因とのこと。他の人気アンドロイドフォンには、例えばGalaxy SⅢの4.7インチ、Galaxy NoteⅡの5.5インチなどがあるにもかかわらずです。

しかし、米国ではアップル最新のiPhone 5がブレイクしているとはいえ、欧州ではまだまだアンドロイド人気は衰えておりません。GoogleのOSであるアンドロイドは、ドイツで73.9%、スペインで81.7%の売上シェアを占めています。他方、アップルも、欧州でまったく無視されているというわけでもなく、英国では32.7%の市場シェアを占めています。

Kantar Worldpanelは「アップルにとってドイツは厳しい市場となっており、去年来、シェアは5.1%下落している。ドイツでは過去12週間、サムスンのGalaxy SⅢがスマホ市場のほぼ4分の1を占めており、アンドロイドの勢いは続いている」としています。

またイタリアでは、ノキアのLumia 610、Lumia 800などウィンドウズフォンの人気が高く、ウィンドウズOSのシェアは11.7%にまで伸びており、この数値は欧州では最高値とのことです。

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