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Facebook、ニュースフィードで特定の投稿を優先表示する機能を追加

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Facebookは9日(現地時間)、iOS版のアプリにおいて「ニュースフィード」に特定の友人やニュースメディアの投稿を優先的に表示する機能を公開しました。

この機能を使うと、ユーザーは友だちやお気に入りのページを最大30人まで指定することができ、また指定された友だちの投稿は、アプリを訪れるたびに毎回ニュースフィード欄のトップに自動的に表示されるようになります。

Facebookのニュースフィードは、この数年間で、何度も改定を重ねてきました。今回のアップデートによって、同社はユーザーの使い勝手を高め、ユーザー自らがコンテンツの表示をカスタマイズできるようにしています。

米ITメディアのRe/codeによると、Facebookは、ユーザーが指定した「優先的にトップに表示」される人やページの情報については、広告配信のターゲットとして利用しないことを約束しています。

今回の改訂でFacebookが目指しているものは、アプリやサイトをさらに使いやすくすることで、ユーザーの利用を促すことです。実際のところ、ユーザーは今後、ニュースフィードを上から下まで確認する必要がなくなるため、Facebookにとってはむしろ、ユーザーから得られる広告収入は減少する可能性があるといいます。

Facebookの広報担当者は、Re/codeの取材に対して「反直観的だと思われるかもしれませんが、ニュースフィードの表示ランキングを改訂して、ユーザーにもっと興味を持ってもらおうとすればするほど、彼らがFacebookから離れていくような気がします」と話し、「従って、ユーザーが最も求めているものを優先的に表示すれば、Facebookの利用頻度が上がるのではないかと考えたのです」と続けました。

今回のアップデート以降、ユーザーはまずあらかじめ「優先的にトップに表示する人」を指定する必要があります。このとき、親しい友だちやフォローする可能性のある人などが表示されますので、その中から選択することができます。またフォローをやめて投稿を非表示にすることも可能です。この設定はこれまでブラウザでしかできませんでしたが、今後はアプリ内でも可能になりました。

同サービスは今後、Android版およびウェブ版でも展開される予定です。

via - Mac Rumors

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