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新型iPhoneは4.7インチと5.5インチの2サイズ、発売時期は別々 - 米アナリスト

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Galaxy Round(5.7インチ)

アップルは今年、iPhoneの製品ラインを昨年以上に拡充するとの噂があります。米証券会社キャンター・フィッツジェラルドのアナリストであるブライアン・ホワイト氏が、サプライチェーン筋の情報として得たところによると、アップルは2014年、2つのスクリーンサイズのiPhoneをデビューさせるかもしれません。株価・投資情報を扱う米国のWall St. Cheat Sheetが伝えております。

「われわれが調査をしたところ、アップルは、4.7インチおよび5.5インチのiPhoneを発表する可能性がある。一世代前の機種を一つだけ残すアップルの慣例もあわせれば、今年は3サイズのiPhoneが出揃うかもしれない」と、ホワイト氏。

しかしホワイト氏は、昨年のiPhone 5cとiPhone 5sが同時発表されたのとは異なり、今年の新iPhoneは別々に発表されるとの見方。同氏は、「2つの大型サイズのiPhoneには、昨今の中国やアジア各地で顕著となっているスマートフォン大型化というトレンドに追いつこうとするアップルの切迫した思いが感じられる。5.5インチのiPhoneともなれば、これはファブレットのカテゴリーに入る。発表は今年後半ではないか」と述べています。

このホワイト氏の予測は、アップルの計画に詳しい匿名者の情報を源とする昨年11月のブルームバーグの報道とも軌を一にしており、アップルは今年、4.7インチと5.5インチのiPhoneを発表するとしています。しかしブルームバーグの情報源によると、新iPhoneはカーブ(曲面)した形状のデバイスとなると付記しています。

サムスンは最近、カーブ状のディスプレイをもつスマホGalaxy Roundを発表したばかり。しかしRoundは現状、韓国市場限定です。アップルがカーブ状のiPhoneディスプレイにゴリラガラスの採用を続けるかどうかは不明ですが、その製造元であるコーニングはこのほど3Dガラス形成技術(3D glass-forming technology)を開発し、これによりゴリラガラスの大量生産が可能となったことから、「非常に斬新なフォームファクター」の糸口となるかもしれません。

ブルームバーグはまた、新iPhoneが、ユーザーのタッチを検出するセンサーの感度を高めたディスプレイを採用するかもしれないとしていますが、このセンサーが大型iPhone向けのものなのかどうかは、はっきりしていません。

いよいよ今年、iPhoneがさらに大きくなるのでしょうか。楽しみは尽きません。

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