アイフォンの使い方・設定方法、新型アイフォン15最新情報

米国Phone Arenaは、今年9月に発売される見通しのiPhone 6について、どのような追加や変更が行われるか、リーク情報をもとに考察を行っています。

1. 新しいデザイン

アップルはこれまでiPhoneに同じ姿勢を貫いて来ました。それが今後の変更を予測する助けとなります。確実に変更されるであろう要素の1つがデザインです。アップルは通常、Sモデルでデザインを小さく練り直します。

例えばiPhone 3Gと3GSはほとんど同じデザインで、それがiPhone 4とiPhone 4Sでは若干角ばったデザインに変更されました。iPhone 5とiPhone 5sでも流れは同じです。したがって、iPhone 6のデザインもこれまでとは違うものに変更される可能性が高いといえます。業界筋の間では、iPhone 6はiPod TouchとiPad Airの中間のような外見になるとの見方が多いようです。

2. 高い解像度の大型ディスプレイ

アップルは独自の方法をとることを好み、流行をただちに後追いすることはしてきませんでした。しかしとうとうこれを受け入れるときが来たようです。iPhone 6は、競合するアンドロイド製品に対抗するためにディスプレイが大型化する見通しです。

アップルが、自社開発したRetinaと同等の質を追求するのであれば、大型ディスプレイの解像度も従来より当然高くなるでしょう。これまでのところ、もっとも可能性の高い解像度は960×1,704だといわれています。

3. iOS 8

iPhone 6のリリースと同時に、iOSのメジャーアップデートも行われる見通しです。情報筋によると、新しいiOS 8では現在のコア・アプリに新たなアプリがいくつか追加される予定とのこと。具体的には、MacのiWorkアプリ、Pages、iPhoto、iMovieなどの名前が挙がっています。ソフトウエアのビジュアル面でのデザイン変更はないとみられます。

4. Health book

新たに追加されるアプリには、上記のほか、幅広い機能を持つHealthbookもあります。アップルはこのところウェアラブル市場に参入する意向をほのめかしており、その可能性は日増しに濃くなっています。早い段階でリークされたHealthbookに関する情報はアップルの意向を裏付けるものでした。

Healthbookは非常に画期的なアプリとされ、健康関連の数値、たとえば血糖値、血圧、心拍数、水分レベル、呼吸数、さらには睡眠といったものまで測定することが可能であるようです。長らく噂されてきたiWatchもいよいよ登場間近なのでしょうか？

5. 薄い側面、狭いベゼル

アップルはとにかく薄いことを好みます。これまでに発売された製品を見れば一目瞭然です。業界も薄型化は良いことだというアップルの考えに同意し反応しています。したがって、iPhone 6がこれまで以上に薄型化する可能性は非常に高いといえるでしょう。早い段階の噂では、iPhone 6の厚さは6.1～7.6ミリ（0.24～0.3インチ）になるとされていました。縁のベゼルもiPhone 5sのものよりいくらか狭くなる可能性があります。

6. サファイアガラス

サファイアガラスは非常に頑丈で、キズをつけることが出来るのはダイヤモンドだけといわれています。コーニング社のゴリラガラスより優れているとの見方もあり、アップルも同様に考えていることは最近の動向から見てとれます。アップルは、10億ドル（約1000億円）規模のサファイヤガラス工場を自ら建設（すなわち買収）し稼動を開始しました。

現在、サファイヤガラスが使用されているのはTouch IDとカメラレンズのみ（ディスプレイはゴリラガラス製）であることを考えると、アップルは残りの生産分のための巨大な市場を見つけなければなりません。たとえばiPhone 6とか。サファイアガラスを使ったディスプレイ保護に関する情報はウェブ上でさまざま伝えられていますが、アップルが、とりわけ強いとされるこの素材に期待を寄せていることは確かなようです。

7. 改良された64ビットのA8プロセッサ

iPhone 5sで業界最速の64ビットプロセッサが発表されたとき、アップルは大きな賞賛を浴びました。A7カスタムチップは、1.3GHzデュアルコアの低い音質を考えると非常に優れたパフォーマンスを提供しています。

これまでのアップルの流儀から行くと、A7チップは、iPhone 6でさらに高性能なA8チップに改良される可能性があります。ある噂によると、A8は電力消費よりも効率性に重点が置かれているとのこと。それは良いことです。A7でも十分にパワフルだからです。その一方で、iPhone 5sのバッテリー寿命は、とくに最新のアンドロイド製品と比較すると評判はいまひとつです。

8. 高解像度のiSight カメラ

iPhone 5sのiSightカメラの画素数は、現在も800万画素のままです。そのため、アップルは次期iPhoneでそろそろ画素数を増やすのではないかと噂されています。しかし、例えば1000万画素といった急激な変更はおそらくないと考えられます。

また、iPhone 6に手ブレ補正機能が搭載されるとの噂も聞かれますが、これも可能性は低いと考えられます。手ブレ補正機能の搭載は、生産コストは言うに及ばず、デバイスの厚さにも影響を与えるからです。それよりもアップルは、ソフトウエアの安定化に注力していく可能性が高いと考えられます。

9. 高性能オーディオ

アップルは現在、米国Beats Audioの買収をすすめているようです。これは、アップルがiPhone 6でオーディオに関するいくつかの改善を図ろうとしており、そのノウハウをBeats Audioが提供することを示唆しています。また、iPhoneに同梱されているイヤフォンも変更されるかもしれません。

10. 防水、防塵機能

携帯電話の防水、防塵レベルを示す保護等級「IP（International Protection）認証」が流行しており、ソニーもサムスンも認証を受けています。iPhone 6が認証を受ける可能性は低いとみられますが、十分な防水・防塵機能は搭載されることでしょう。