本文に広告を含む場合があります。

iPhone 8、Touch IDの代わりに顔認証技術を採用か = 米有力紙

著者情報

iPhone 5s以降、歴代のiPhoneに採用されてきたTouch IDが、今年発売のiPhone 8では採用されないかもしれません。複数の海外メディアが報じています。

米ブルームバーグによると、アップルの新しい顔認証技術はユーザー認証を数百ミリ秒という速さで実行でき、さらにiPhoneを顔の前で持たなくても、テーブルの上に置いたまま認証を行えるとのこと。

ただ、この技術はTouch IDに代わり採用される見通しではあるものの、まだ試験段階であるため、今年発売されるiPhone 8には搭載されない可能性があるとブルームバーグは述べています。Touch IDがiPhone 8に引き続き採用されるかどうかについては、OLEDディスプレイへの埋め込みに「課題」があると指摘するのみで、言及はしていません。

ブルームバーグは、アップルが高度なフレームレートを備えたディスプレイおよびAI処理専用のチップを開発していることも報じています。最新のiPad Proにはリフレッシュレートが最大120HzのProMotionという技術が採用されていますが、この技術が新しいiPhoneにも採用されるかどうかは不明のようです。

iPhone 8では、拡張現実アプリ用のARKitツールを統合した、独自の顔認証機能を持つ3Dカメラが搭載されると予測されています。同様の機能のシンプルなバージョンは、すでにスナップチャットのフィルタに登場し人気を集めています。

著名アナリストはTouch ID不採用と予測

一方、米国のサイトStreet Insiderは、KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏から入手した情報として、技術的な課題があることからiPhone 8のディスプレイにTouch IDが埋め込まれる可能性は低いと伝えています。クオ氏は、Touch IDの代わりに顔認証技術が採用されるかどうか、または、出回っているリーク写真のようにデバイスの背面にTouch IDが移動するかどうかについては、言及していません。

iPhone 8は、ベゼルの無い5.2インチのOLEDディスプレイを採用し、デザインが一新される見通しです。また、Lightningコネクタを使って高速充電と接触型のワイヤレス充電が可能になるとも予測されています。同時に、iPhone 7のデザインを継承する4.7インチと5.5インチの新モデルも発表される見通しです。

Apple Insider

関連記事

最新情報



上へ戻る