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iWatchの発売、来年に持ち越しか - KGI証券アナリスト

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アップル製品の情報で定評のあるKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏によれば、これまで10月と見られてきたiWatchの発売が、2015年にずれ込む可能性があることが分かりました。

iWatchの発売については、米ITニュースサイトRe/codeが6月に、10月の発売予測を報じていました。一方、クオ氏においては、年内の発売について、これまで何度も疑問を投げかけてきました。

今回の発売遅延に関して、クオ氏は製造上の問題を挙げており、「ウェアラブル・デバイスの開発は、アップルにとって初の試み。構成部品やシステムの設計、製造面、ハードとソフトの組み込み作業など、困難を極めていることが予想される。こうした理由から、発売は来年に持ち越されるのでは」との見解を示しています。

また「われわれは皆iWatchに期待しているし、製品デザインやビジネス・モデルについても、簡単に真似できるものではない」としています。

クオ氏は先月、iWatchが生産体制に入るのは11月だと予測していました。また以前報じられた、数千ドルという価格設定や、複数のサイズで展開される可能性についても言及。さらに画面には柔軟性のあるサファイア・ガラスを使った、有機ELディスプレイを採用するものと伝えていました。

もちろん10月に製品発表、次いで11月下旬もしくは12月初旬に発売される可能性も十分に残っています。しかし発売時期を遅らせ、ホリデー・シーズンに間に合わないようでは、消費者や投資家も納得できないものと思われます。確かなことは分かっていませんが、アップルはこの時期、重大な決断を迫られていることでしょう。

アップルの最高経営責任者であるティム・クック氏は以前、新しいカテゴリーの製品に取り組んでいることを断言しており、iWatchがそれに該当するものと考えられています。

クオ氏はまたiPhone 6についても言及し、4.7インチ版の発売は9月のままで変わりないが、5.5インチ版に関しては2015年に持ち越されるものと予測しています。

via - Cult of Mac

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