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iPad5は7月、iPad mini2は11月に量産開始か

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9.7インチの第5世代iPadの大量生産が、第3四半期(7月~9月)の出荷に向けて7~8月に500万台単位で開始される模様です。他方、台湾のサプライチェーン筋の情報によると、次世代iPad miniの大量生産は9月から11月に延期されるとのことです。台湾のDigiTimesが伝えております。

第5世代iPadは、薄型フィルムタイプのタッチパネルを採用し20~30%軽量化され、スリムなベゼル(枠)デザインによりディスプレイエリアもより広くなると見られています。ただし新iPadのデザインは、今後もさらに変更が加わる可能性があるとも言われています。

第5世代iPadのリリースにより、アップルの9.7インチiPadの出荷は、第3四半期に総計で約800万台に達する模様。また第4四半期(10月~12月)は時節柄もあって、さらに出荷台数が増加すると目されています。

第2世代iPad miniの遅延についてある市場ウォッチャーは、2012年の9.7インチiPadの売上は、iPad miniに大きく食われたと分析し、アップルはこれを避けるために、2013年は9.7インチの第5世代iPadに注力するのではないかと述べています。

しかし別の市場ウォッチャーは、iPad miniの遅延は、サプライチェーンが大量生産スケジュールに追いつけないせいだとしています。

市場関係者らは元来、2013年のアップルのタブレットの出荷数を8000万~1億台に達し、うちiPad miniが35%、9.7インチiPadが65%を占めると推計していました。しかしiPad miniの大量生産が第4四半期にずれ込むとなると2013年のiPadの出荷総計は当初予想より減ることになります。

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