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新型iPad Air 対 iPad、iPad Pro スペックや違いを比較

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iPadのラインナップから消えたと思われていたiPad Airの新型が発売されました。既存の9.7インチiPadや12.9インチと10.5インチのiPad Proと何が違うのでしょうか。

iPad Air、iPad、iPad Proの価格

 

 

32GB

64GB

128GB

256GB

1TB

iPad
9.7インチ

Wi-Fi

37,800円

-

48,800円

-

-

Wi-Fi + Cellular

52,800円

-

63,800円

-

-

iPad Air
10.5インチ

Wi-Fi

54,800円

-

71,800円

-

Wi-Fi + Cellular

-

69,800円

-

86,800円

-

iPad Pro
11インチ

Wi-Fi

-

89,800円

-

106,800円

172,800円

Wi-Fi + Cellular

-

106,800円

-

123,800円

189,800円

iPad Pro
12.9インチ

Wi-Fi

-

111,800円 

-

128,800円

194,800円

Wi-Fi + Cellular

-

128,800円

-

145,800円

211,800円

これまでは、iPadを買うとしたら、37,800円~のエントリーモデルか8万9800円~のiPad Proしか選択肢がなく、もう少し機能が欲しいけれどもiPad Proだとやりすぎという場合には、古いバージョンか中古品の中から選ぶしかありませんでした。

今回復活したiPad Airは、64GBが5万4800円、256GBが71,800円と、そうした選択肢のすきまを埋めるモデルとなっています。エントリーモデルよりもやや高額で、iPad Proほどの高級な機能は備えていませんが、重要なハードウェアの改良はしっかり施されています。

iPad Airと9.7インチiPadの比較

ベゼルが薄くなったデザイン

新型iPad Airの外見は、2017年発売の10.5インチiPad Proに近いものとなっています。9.7インチのiPadに比べて両端のベゼルが細く、全体に洗練された印象です。

iPadの「Air」モデルは、常に薄さと軽さを特長としてきました。新型iPad Airの厚さは、2014年発売のiPad Air 2と同じ6.1mmで、7.4mmの9.7インチiPadと比べるとその薄さが際立ちます。重さは464gで、478gの9.7インチiPadよりもやや軽く、437gのiPad Air 2よりも少し重くなっています。

iPhone XSと同じA12チップを搭載

新型iPad Airは、iPhone XSやiPhone XS Maxと同じA12プロセッサを搭載しています。一方の9.7インチiPadは、iPhone 7 と同じAppleのA10プロセッサを搭載。ちなみに、iPad ProはA12Xプロセッサを搭載し、データ上ではこれが最もパワフルです。

反射防止コーティング

新型iPad Airでは、反射防止コーティングが復活しました。中価格帯のiPadにこの優れたコーティングが採用されるのは、2014年発売のiPad Air 2以来です。9.7インチiPadには採用されていません。

Smart KeyboardとApplePencil

新型iPad AirがSmart Keyboardに対応する一方で、9.7インチiPadは対応していません。使用できるのはBluetoothキーボードのみです。また、両モデルとも第1世代のApple Pencilを使用できます。

iPad AirとiPad Proの比較

重さと厚さ

 

iPad Air

iPad Pro 11インチ

重量(Wi-Fi)

456 g

468 g

重量(Wi-Fi + Cellular)

464 g

468 g

高さ

250.6 mm

247.6 mm

174.1 mm

178.5 mm

厚さ

6.1 mm

5.9 mm

重さはiPad Airのほうが若干軽いものの、厚さはiPad Proのほうが若干薄くなっています。

ProMotion対応なし

アップルのProMotionテクノロジーは、最大120Hzのリフレッシュレートで画面を更新し、なめらかで反応が速く、満足度の高いユーザー体験を可能にする技術ですが、新型iPad Airには採用されていません。新型iPad Airのリフレッシュレートは60Hzのままですが、iPad Proの画面を見慣れていない目には、これでも十分でしょう。

4スピーカーなし

新型iPad Airの仕様のページには「ステレオスピーカー」と記載されています。たしかに2つのスピーカーがあり、左右のチャンネルで音声が独立して再生するものとみられますが、スピーカーは両方ともホームボタンの下側にあって、音声は一方向から聞こえてくることになるので、厳密な意味でのステレオとは言えません。

一方、iPad Proの4スピーカーは、奥行きのある、やや大きめの音量の再生を可能にする配置になっています。

Face IDなし

新型iPad Airには、Touch IDが引き続き採用されます。Face IDを使用したいユーザーは、iPad Proが唯一の選択肢となります。

USB-C対応なし

新型iPad Airの充電端子は、Lightningが採用されています。iPadのアクセサリは、多くがLightningに対応しUSB-Cには対応していないので、このことは必ずしも欠点ではありません。

Apple Pencil 2対応なし

Apple Pencil 2にはマグネットが内蔵されていて、自ら本体にくっつき、無線充電も可能です。残念ながら、新型iPad Airを含め廉価版のiPadは第1世代のApple Pencilのみに対応しています。

カメラ

新型iPad Airのカメラは、タブレットとしては必要最低限の機能を備えた8メガピクセルのカメラを搭載しています。一方iPad Proは、A12Xプロセッサの性能を存分に生かした12メガピクセルカメラを搭載しています。

iPad , PhoneArena

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