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新しいiPadはやはりゴージャス! 購入2か月後の印象・レビュー

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米国のGottaBeMOBILEは、サンフランシスコ在住の編集者であるアダム・ミルズ氏による、新しいiPadの使用2か月後の印象について詳細に伝えております。

同氏がアップル第3世代となるiPad購入を決めたのが2か月前。購入後2週間で新iPadが大好きになり、1か月後にはiPad 2よりも遥かに高い頻度で使用している自分に気付いたそうです。そして2か月経った今ではもう、新iPadなしの生活は想像できないとのこと...。

とてもよく使っています

新iPadを買う前、私は16GB Wi-Fi のiPad 2を所有していました。しかし時々使うぐらいで、毎日というわけでは決してなかったんです。言う必要のないことですが、新しいiPadを買うかどうか、私も非常に悩みました。

本当に必要だろうか?Retinaディスプレイとやらは自分の期待に応えるものだろうか?自分の習慣はまったく変わってしまうのだろうか?購入前はもちろん、このような疑問に回答はありませんでした。購入後2週間経過後も、500米ドルの出費は甲斐あるものだったのかどうかよく分かりませんでした。

しかし、16GB Wi-Fiの新iPadを2か月使ってみて、正直、自分の抱いた疑念すべてに対して「イエス」と答えてよいと思っています。

新iPadに関する印象について、詳しく見ていくことにしましょう。

ディスプレイ

まず新iPadのRetinaディスプレイですが、これはこれまで私が使用してきたモバイルデバイスのディスプレイの中で最良のものです。真剣にそう感じています。もうご存知かと思いますが、そのディスプレイに映じる雑誌がいかに本物のそれに近いか、コミック、電子書籍のページ映りも見事で、本当の紙上のように見えます。

すべて本当だった

購入前から、新iPadについて色々と聞いてはいましたが、すべて本当でした。私が新iPad購入を決めた理由の第一は、Retinaディスプレイ。そしてそれは、期待を裏切ることはなかったのです。実際、このRetinaディスプレイは、私のタブレットの使用法をすっかり変えてしまいました。

iPad 2を使っていた頃、私はデジタルコンテンツを読むことにそれほど興味がありませんでした。しかし今は、寝る前、書籍やコミックなど何か読まずに眠りにつく日はありません。最近では、実際に本棚から本を取り出して読むことが殆どなくなりました。

こっちをクリック、あっちをクリック。これで読みたい本にたどり着けます。ちょっと一休みにとスクリーンを閉じてニューススタンドをクリック、時事ニュースも直ぐにチェックできます。

よく言われるように、これはシームレスな体験です。これらの体験はRetinaディスプレイの美しさによって支えられています。ふと思いついてiPad 2のスクリーンに戻ると、それはまるで悪夢のようです(キツイ言い方ですが...)。

もちろん読書だけが唯一素晴らしいものということではありません。Retinaディスプレイでは、ビデオや写真の見えもあり得ないほど鮮やかです。Netflixにいち早くRetinaディスプレイ向けサポートを準備してもらいたいものです。

パフォーマンス(性能)

アップルは新ディスプレイ、A5Xデュアルコアプロセッサー、クアッドコアグラフィックスで、より良いゲーム体感を約束しましたが、これも嘘ではありませんでした。これを賞賛する数百万の人々に、私も賛同します。

iPad 2を使っている頃、私はめったにゲームをしませんでした。新iPadを使っていると、自分がますますゲームにのめり込んでいるのに気付きます。ゲームをする時間が増えたのは間違いありません。Kingdom Rush、Machinarium、Max Payne 、Infinity Blade 2がお気に入りです。

これらのゲームの新iPadの映り具合は夢心地です。プロセッサーとGPUの高性能、Retinaディスプレイの美麗で、見栄えの良さは半端ではありません。

ゲーム体感ばかりでなく、その他のことでも新iPadの動作が遅くなるという経験が全くありません。私は50個のアプリを開いたままにしていますが、快適に操作できています。

アンドロイド系タブレットだと、アプリをたくさん開いたままにしていると、インターフェースが鈍ることがありますが、これと対照的です。iPad 2でさえ、開いたアプリが多いと、操作性の鈍ることが時々あります。

アプリ

iPad 2を使っている頃は、本当に笑ってしまうほど僅かなアプリしかホームスクリーンにはなかったです。でも今は、同じように笑ってしまうほど多くのアプリがホームスクリーンに散らばっています。それらアプリはまた、ただそこに存在しているだけではなく、私は実によく使っています。それもこれも、新iPadのせいとしか言えません。

新iPadのRetinaディスプレイと強力なプロセッサーこそ、アプリのカジュアルユーザーだった私を、ヘビーユーザーに変身させた張本人です。

また、新iPadで素晴らしいのはゲームに限りません。Evernoteや Paperのような生産性向上ツールも、私は使い始めています。

バッテリー寿命

あれだけ多くの新特徴を加えた新iPadですから、iPad 2のような驚異的なバッテリー寿命は期待すべくもないこと...と思っていましたが、さすがアップル、やってくれています。ゲームを数時間楽しんでも、タブレットの電源が切れるかどうか心配することもなく、二時間の映画を観ても、新iPadのバッテリーはまだ大丈夫です。

バッテリーに関して何かひどい経験をしたという記憶が全くありません。これまで使ってきたタブレットと比べても、ベストのバッテリーを備えていると思います。このあたり、4G LTE搭載の新iPhoneに期待を寄せたいところです。

カメラ

カメラもいい感じです。でもまだあまり使っていません。新iPadの背面にあるiSightカメラがアップグレードされたのに、私も喜んだくちでした。しかし現実は、カメラをあまり使っていないのです。

アップルが本当にアップグレードする必要があるのは、正面カメラではないでしょうか。もしこのカメラがもっと良いものであれば、私はGoogle+やスカイプをもっと使っているかもしれないです。

ストレージ (容量)

16GBモデルを買うに際しては、ストレージの不安がないわけではなかったのですが、今のところ、その容量の半分しか使用していません。かなり容量の大きいアプリをたくさんダウンロードしているのですが...。

私は自分のiPadに音楽を保存していません。その必要を感じません。またデバイスのカメラで写真を撮ることもありません。だからその容量でやっていけているのだと思います。

Wi-Fiオンリーについて

新iPadの新たなオプションに、4G LTEが加わりました。4G LTEのデータ送信速度は3Gネットワークの最大約10倍と言われています。

この4G LTEにはやはり強く惹かれましたが、今Wi-Fiオンリーモデルを買ったことを後悔していません。私はiPadを外に持ち歩くことはめったにしません。なので4G LTEの必要性をあまり感じないのです。携帯キャリア会社にお金を払うくらいなら、Appストアでアプリを買う方がましだと考えています。

まとめ

新しいiPadは、私がこれまで買ってきた商品の中で、最高のものの一つです。

一つには、ふたたび読書を始めるようになったことがあります。私の新iPadには、読みかけの書籍が列をなしています。あるコミックも全巻をダウンロードして、数日以内には読みたいと思っています。

二つめは、お金の節約になっています。むかしはゲームに60米ドル払っていましたが、今は1米ドルで済みます。

三つめは、デバイス自体が、時の経過とともにますます良いものになっていくことです。これはつまり、Retinaサポートをしていないアプリの開発者らがアプリをアップデートすることで、今年2012年の残りの期間、数多くの素晴らしいアプリが一新されるだろうことは間違いないということです。新iPadは世に出て未だ2か月なのです。

しかし何と言っても私が一番楽しみにしているのが、iOS 6です。新iPhone向けのアップルの最新モバイルオペレーティングシステムです。

iOS 5においては、数多くの特徴が付加されました。iOS 6においても、同じことを期待していいはずです。確かに、10月までリリースされることはないでしょうが、6月のWWDCでその片鱗に触れることはできるでしょう。待ち遠しくてたまりません。

この2か月、あなたの新iPad体験は、いかがでしたか?

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