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iOS 6.1、リリース後2日足らずで導入率22% - 史上最速か

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とある企業の調査によれば、今週月曜日にリリースされたアップルのiOS 6.1は、現在までにすでにユーザーの約22%がアップデートを済ませたとみられるとのことです。史上最速でアップデートされたモバイルOSとして記録を樹立しそうな勢いです。AppleInsiderが伝えています。

米国のウェブコンテンツ制作会社Onswipeが行った調査によると、米国東部時間の30日水曜日午後15時時点で、同社のサイトを利用するiOS ユーザー約1300万人のうち21.81%がiOS 6.1のアップデートを行ったとのことです。勢いは当初から強く、リリース後24時間の導入率は11.35%、30日の朝の時点で16.92%に達していました。

デバイス別の導入率をみると、iPhoneが23.92%、iPadはそれより少し低く20.90%。iOSデバイス全体の21.81%にはiPod touchにおける導入率も含まれています。

Onswipeによると、前回の、iOS 6の大幅なバージョンアップの時のユーザーベースの導入率は、リリース後1週間の時点で44.58%でした。OnswipeのCEOジェイソン・バプティスト氏は、今回の急激な速さの原因は2011年のiOS 5のリリース時から開始されたOTAアップデートシステムに顧客が精通するようになったことが大きい、と述べています。

Onswipeの調査結果はChitikaなど他のリサーチ各社が収集したデータと一致します。Chitikaによると、iOS 6はリリース後24時間で15%の導入率でしたが、その後60%を越えるのに1か月かかったとのことです。

iOS 6.1のアップデートが月曜日にリリースされた際、アップルのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラー氏は「iOS 6を搭載したiPhone、iPad、iPod touchなどのデバイスはわずか5か月の間におよそ3億台に達しました。おそらく史上最も普及したOSの最新版となるでしょう」と述べました。

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