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グーグル、YouTube Captureをリリース - iPhone純正カメラに挑戦状!

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グーグルのYouTubeが、新作アプリ"Capture"を12月17日に発表しました。これはiPhone/iPod touch対応のiOSアプリで、短いビデオクリップを撮影したり、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアのウェブサイトをを通じてクリップを共有することができます。アップルの元祖カメラアプリの代替品となるものです。AppleInsiderが伝えています。

既にApp Storeで入手できるCaptureは、短いビデオ画像に対してInstagram風の機能を提供するアプリです。ユーザーはビデオクリップを撮影・編集した後でYouTubeのウェブサイトにアップロードし、そのビデオへのリンクを投稿することができます。

YouTubeによれば、このソフトウェアは特に素早い撮影を念頭に置いて設計されています。YouTubeのアカウントに欠かせないサインイン操作を含めた初期設定が済むと、すぐにカメラが撮影可能な状態になります。アップル自身のアプリとまったく同じように、アプリを立ち上げたときには、必ずこの動作に移行します。何かシーンが撮影できたら、色調補正、手ぶれ補正、トリミングなど簡単な編集オプションを利用した後で、クリップに名前を付けてYouTubeのサーバーにアップロードできます。YouTubeサウンドトラックを利用すれば、"Ambient"や"Classical"などの一般的なジャンルから曲を選んでBGMを付けることも可能です。

なお、Captureで録画できるのはランドスケープ(横置き)モードに限るので、注意が必要です。パソコンで観るときに画質が落ちてしまう、画面の小さいポートレート(縦置き)モードには対応していません。

内蔵されたアップルのカメラアプリとは異なり、CaptureではYouTubeへのリンクを、Google+、フェイスブック、ツイッターに同時に投稿することが可能です。自分のクリップを限られたグループの人と共有するオプションも利用できます。これを行うには、そのクリップをリストから外すか、グループ独自の動画フィードにアップロードしてグループの人間だけがアクセスできるように制限します。ビデオクリップの共有オプションは、このアプリから、またはYouuTubeウェブのクライアントから変更できます。

グーグルは先週、iOS向けに待望のマップアプリをリリースしましたが、こちらは公開後2日で1000万ダウンロードを記録しました。

YouTube CaptureはApp Storeから無料でダウンロードでき、容量は26MBです。

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