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iPhone 5S、6~7月の発売に向け3月に生産開始か

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アップルは、iPhone 5の後継モデルの予備的な組立を3月に開始するようです。レポートによれば、発売はこれまでの予想より早い、今年6、7月が予定されているとのことです。AppleInsiderが伝えています。

米投資銀行ジェフリーズのアナリスト、ピータ・ミセク氏が今週投資家たちに語った話によると、2つの次期iPhoneのプロトタイプが現在テスト中で、うち1つはいわゆる「iPhone 5S」、もう一つはかねてより噂される低価格iPhone であるとのことです。

ミセク氏は昨年12月、アップグレードしたiPhone 5の発売は2013年夏ごろになると予測しました。そして次世代機の「iPhone 6」にも言及し「これまでより大きな4.8インチディスプレイを採用する」と述べました。

ミセク氏は、iPhone 5Sの生産が開始されるというニュースの広まりとともに、iPhone 5の需要は徐々に低下していくとみています。そして、今四半期中、iPhone製品は4400万台を売上げると予測しています。この数字は3,000万台半ば、というこのところの出荷台数を上回ります。

他のアナリスト同様ミセク氏は、iPhone 5の部品注文が減っていることと製品の需要が落ちていることとはあまり関係がないと考えているようです。注文の削減には、
①年末のホリデーシーズン中に部品在庫の上昇を招いた組立障害、
②次期iPhoneの3月中の予備生産の計画、
③楽観的予測をわずかに下回る需要、
等が影響していると見ています。

次期iPhoneの発売は6、7月ごろと予測する一方で、アップルが中国のような新興国向けに低価格のiPhoneの開発中であるともミセク氏は述べています。そういったタイプの製品に既に着手している、と。

「iPad mini同様、安価というより機能を特化した低価格のiPhoneになるだろう。ポリカーボネート・ケース、4インチの非Retinaディスプレイ、LTE搭載無し、のような」

ミセク氏は、低価格のiPhoneはスマートフォン市場におけるアップルのシェアを拡大させるが、同社の粗利益を減少させると予測しています。また、同デバイスはアップルのシェア別の収益にはさほど貢献しないとのことです。

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