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ソニー、新型スマートウォッチを発表か

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ソニーは、来週上海で開催されるモバイルアジアエキスポ2013を前に、同社の腕時計型スマートウォッチのティザープロモーションを開始したようです。スマートウォッチは新しい拡大途上の市場で、アップルの参入も噂されています。米国のApple Insiderによるレポートです。

ソニーは20日、Xperiaの公式英語版Twitterで、同社のウェアラブル(着用可能)技術の遺産ともいえるウォークマンに言及した意味深なツイートを投稿しました。また、アンドロイドと連携した同社のSmartWatchを「Google Playのアプリ200個が使える唯一のウェアラブルデバイス」と呼んだり、あるいは「スマホユーザーの3人に1人はスマートウォッチを欲しがっている」と統計の数値を引用したりしています。

開発がまだ噂段階であるアップル、グーグル、サムスンなどと異なり、ソニーは2007年から腕時計型の製品を発売しています。2010年にはソニーエリクソンLiveViewを発売しましたが、批評家からは酷評され、タッチパネルの機能もありませんでした。

ソニーは昨年、LiveViewをXperia SmartWatchと入れ替え、LiveViewアプリを実行しているアンドロイド機器との連携や、Google Playストアで購入したその他のアプリの実行を可能にしました。

ソニーのツイートは、次期SmartWatchがXperiaのラインナップに連なる製品になることを暗示しているのかもしれません。 ほかにも、
「懐中時計/腕時計/デジタル腕時計/Live View/SmartWatch/お次は?」
「チクタクチクタク、まもなくモバイルエキスポの時間です」
といった内容のツイートもしています。

All Things Dカンファレンス2013の席上で、ティム・クック氏が「ウェアラブルデバイスに興味がある」と短く触れたことを除けば、スマートウォッチに関するアップルの公式声明はまだ全く聞かれません。しかし、事情に詳しい関係者は、アップルが「iWatch」と呼ばれるデバイスを開発中であるとたびたび伝えています。

KGI証券の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏は先月、アップルがiOSデバイスと連携したスマートウォッチの発表を2014年後半に計画している、と伝えました。クオ氏によると、デバイスの画面サイズは1.5~2インチで、ユーザーから集めた生体情報を活用することに焦点が当てられているとのことです。

スマートウォッチ市場は活気を帯びており、現在、Pebble、MetaWatch、I'm Watch、それにソニーのSmartWatchなどが販売されています。グーグル、サムスン、マイクロソフト、LGも、新しい腕時計型の機器を開発中であることが報じられています。

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