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iPhoneで操作可能なあんなモノ、こんなモノ

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スティーブ・ジョブズはかつて、Macを私たちのデジタル生活の中心にしようとしましたが、今年2014年は、iPhoneが日常生活の新しいインターフェースとなって、私たちの生活を大きく変えていくかもしれません。米国の9to5Macが伝えています。

さて今年、iPhoneが私たちと結び付けてくれるであろう様々な製品を見ていきましょう。すでに入手可能なものもあれば、これからの登場が楽しみなものもあります。

オーディオビジュアル機器

アップルTV、AirPlay、iPhoneリモートアプリ、TVストリーミングアプリ、またマルチルームのWifiスピーカーシステムなどはすでにお馴染みです。しかしまだまだ、iPhoneやiPadを通じてコンテンツをダウンロードしたりアップロードできるものは少なく、リモートでiPhoneを使ってAV機器を操作するのも一般的ではありません。

フィットネス

iPhoneでフィットネス管理が十全にできるようには未だなっていません。しかしピーター・ドラッカーの「測定できるものは管理できる」との名言を思い出すまでもなく、ナイキのFuel Bandに続いて、たくさんのフィットネスバンドが今年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で発表されることでしょう。

サイクリストらもGPSを利用した機器を持っています。サイクリングの終わりにGarmin Edge 810のセーブボタンを押すと、走行データが瞬時にして自分のiPhoneに送信され、これがGarmin Connectにアップロードされます(ここでStravaと同期される)。

今後はこの分野で面白いものが期待できそうです。ひょっとしてアップルからも何か出てくるかもしれませんね。

照明

照明を自由自在にできるようになります。スケジュールどおりの照明のオンとオフ、ジェスチャーによるオンとオフなど。Wemo社はリモートコントロールできるコンセントを提供しており、これは主に床照明やデスクランプに使用されます。

また最近は、スマートライトバルブを発表しました。Philips社はすでに、マルチカラーのHueライトバルブを販売中。他にもiPhoneでコントロールできるテーブルランプがたくさんあります。Holiムードランプとか。

暖房

部屋の暖房をどこからでもコントロールできます。あなたの使用パタンを学習し、あなたが帰宅しようと自宅に近づくと自動的にオンします。米国でもっともよく知られているのがNest社の学習サーモスタットで、欧州ではTado社のインテリジェントサーモスタットが有名です。

どちらもiPhoneアプリをその主なインターフェースとして用いています。他にもありますが、これからはもっと増えてくることでしょう。Tado社は現在、iPhoneでコントロールできるエアコンを準備中です。

日本ではPanasonicが、同社製の家電製品をスマホで操作できる「Panasonic Smart Applications 」をリリースしています。

ドア施錠

August社は昨年5月、Yves Beharがデザインしたデジタルドアロックを発表しましたが、その発売は今春にまでずれ込んでいます。Okidokeys社もライバル製品をこの春に発売予定。Goji社も同じくです。おそらく今年の夏までには、ガジェット好きの人で手動でドアを開ける人はいなくなるかもしれませんね。

自宅のセキュリティー

ネットワークカメラの映像をiPhoneで見ることができるようになって久しいですが、Dropcam Proなどは人気商品の一つです。自宅を空ける時やペットを監視するのに役立ちます。さらにセキュリティー向けに特化した製品が続々登場予定です。

煙検知器

煙(スモーク)検知器は煙を検知すると、ワイヤレスで作動し、大きな音を立てます。Nest社はこれに改良を加え、手を振って音を止める機能を加えています。またiPhoneアプリにアラート(警報)を送ることもできます。

家電いろいろ

ハイエンドな台所用品にも、iPhoneでコントロールできるものがあります。朝、オーブンに何かを入れて、オフィスを出る時間をセットすると、調理を開始するものがあり、今年は、さらにこのタイプの商品が出てくることが期待されています。

Belkin社の一連の製品を見ると、今年が終わる前には、iPhoneでコントロールできない家電は殆どなくなるのではないかとすら思えてきます。Belkin社は最近、iPhoneでコントロールできるCrock-Pot slow調理器を発表、さらにスマートコーヒーメーカー、スマート空気清浄機、スマートヒーターなどをリリース予定。iKettle(アイやかん)、iPhoneコントロール歯ブラシの登場もあるかもです!

おもちゃ

image - The Verge

これは可能性大なジャンルです。すでに大小のクアドロコプターがあります。Anki社のレースカー。スパイタンク。ロボットボール。iPhoneコントロールの紙飛行機さえあります。次のホリデーシーズンまでには、iPhoneアプリにリンクしていないおもちゃを見つけるのが困難になることでしょう。他にも、SteelSereies社、Logitech社、Moga社から、iPhoneのゲームで使われるゲームコントローラーになるものが出ています。

一年前までは、そこそこ事情通のガジェット好きでもなければ、iPhoneで何かをコントロールするのは難しいものでした。しかし今年の終わりまでには、機械オンチのオバちゃんでもこれが出来るようになりそうです。Wolfram社のConnected Devicesプロジェクトには、数々のiPhone接続デバイスがカタログで紹介されています。今年はエキサイティングになりそうですね!

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