本文に広告を含む場合があります。

Googleマップが大幅アップデート、オフライン地図表示などに対応

著者情報

Googleは7日、iOSとアンドロイド向けのGoogleマップを大幅にアップデートしました。オフラインの地図表示が両プラットフォームで強化されたほか、経路変更機能の追加、Uberアプリの統合なども行われています。米国The Vergeのレポートです。

今回のアップデートで最も有用なのは、おそらく地図のオフライン表示機能でしょう。検索した地図の画面下に表示される「場所情報シート」をタップすると、その地図をインターネットに接続せずに使用するための「オフライン用に地図を保存」というボタンが現れます。しかし、日本の地図には未対応のようです。イギリス、アメリカ、フランスなどの地図では可能。

オフライン用地図の保存方法

保存した地図を表示する

すでに統合済みだったアンドロイドは、これまでより機能が強化される形になっています。Googleは、これら保存した地図の新しい管理方法も導入し、ユーザーは保存した地図を自分のプロフィールに表示できるようになっています。

また、Googleマップの経路ナビがより使いやすくアップデートされています。カナダの一部地域や日本、米国でも、道路の出口や曲がり角に接近したとき、ドライバーに現在の車線にとどまるべきか別の車線に変更すべきか通知します。画面をタップすると代わりのルートが表示されるため、ドライバーは最初に選択したルートで立ち往生することもなくなるでしょう。

この他、移動手段のオプションとしてタクシー配車サービスUberのアプリが統合されています。現在は、Uberがサービスを行っている都市のみで利用できるようですが、すでにUberアプリをインストールしているユーザーは、公共交通機関または徒歩の経路検索を行うと、所要時間と一緒に「Get an Uber(Uberを利用する)」というオプションが表示されます。

Google VenturesによるUberへの多額の投資を考慮すると興味深い統合です。しかし、Uberが最先端のタクシーアプリであることは確かですが、大都市で利用できる手段はなにもUberだけではありません。

関連記事

最新情報



上へ戻る