iOS 8、使える新機能 51連発!

今月2日(現地時間)から、サンフランシスコで開催されているWWDC 2014。初日の基調講演では、「iOS 8」と「OS X Yosemite」についての発表が行われました。内容は主に、Siriの新機能、入力機能の向上、健康管理機能、家族間共有の機能などで、その他多くの話題とともに、デモを交えて取り上げられていました。

今回、この基調講演で発表されたiOS 8の情報は、まだほんの一部です。全貌が明らかになるのは、この秋、iPhone 6がリリースされる時でしょう。講演では要点を箇条書きでまとめ、スライドに映しただけのものもあったため、ご覧になっていた方でも、見逃してしまった情報があるのでは?

米国のGottaBeMobileが、そんな方のために、iOS 8の使える新機能51個を紹介しています。

iOS 8、使える新機能51連発!

1. Macとのテザリング機能
iPhoneをアクセスポイントにして、Macをインターネットに接続することができます。MacがiPhoneの通信圏内に入ると、自動的に接続されます。

2. MacやiPadで電話を受ける
iPhoneにかかってきた電話をMacやiPadで受けることが可能です。

3. SMSをiPadやMacで共有
iPhoneで受信したSMSのメッセージをiPadやMacに自動的に送信し、デバイス間でメッセージの共有ができます。

4. インタラクティブな通知センター
メッセージや招待などが届いた時に、表示された受信通知を下方向にスワイプするだけで、現在使っているアプリを離れずに返信することができます。

5. マルチタスキングに連絡先を表示
マルチタスキングの画面に、通話履歴や「お気に入り」の連絡先を表示することができます。急いでいる時などに便利です。

6. iPadのSafariでタブ表示が変更
iPadのSafariでは、タブの表示が変更され、iPhoneでは既におなじみのサムネイル一覧が表示されるようになります。見やすい画面で、検索も楽になるはずです。

7. iPadのSafariがサイドバー形式に
iPadのSafariでは、ブックマークの表示も変更。新OS Xの「Yosemite」同様、サイドバー形式になり、例えばRSSフィードのように素早く情報にアクセスできます。

8. メールの操作
メールボックスにある個々のメールを横にスワイプするだけで、フラグをオンにしたり、削除したり、既読にしたりできます。

9. メール機能の向上
作成中のメールを下方向にスワイプするだけで、メールボックスにアクセスでき、別のメールを見ることが可能です。

10. 「スポットライト」の追加機能
「スポットライト」で、ニュースやウィキペディア、マップなどの検索が可能になります。またApp Store、iBooks、iTunesストア、ウェブサイトなどにあるコンテンツの検索も可能です。Safariにも同様の機能が装備されました。

11. 使いやすくなったグループメッセージ
グループメッセージでは、メッセージから退席できるようになります。また、メッセージに誰かを追加したり削除したりすることも可能です。各スレッドに名称を付けることもできるので、メッセージの整理が楽になります。

12. 「おやすみモード」の機能向上
「おやすみモード」の適用範囲を、もっと細かく設定できるようになります。

13. デバイス間の「連続性」
EメールやNumbers、Pagesなどで行っている作業を、iPhone、iPad、Mac間で、簡単に移行できるようになります。例えばMacで作成していたEメールの続きを、iPhoneやiPadに切り替えて、即座に作業を続けられるということです。

14. 「Quick Type」を搭載し入力機能を向上
iOS 8では「Quick Type」を搭載し、従来の予測変換機能を超えた「パーソナル」な機能を提供。メッセージを送る相手と、その相手に対して普段使っている文脈から、次の入力を予測してくれるというものです。たとえば、上司に対しては尊敬語で、友達に対してはカジュアルに。

15. iMessageでボイスメッセージを送る
iMessageを使って、ボイスメッセージを送ることができます。わざわざ電話をかけなくても「会話」が可能となるだけでなく、キーボードを打つ手間が省けるため、会話が途切れることもありません。

16. メッセージでビデオメッセージを送る
「メッセージ」アプリでビデオメッセージを送ることができます。FaceTimeを使わなくても、大切な瞬間を誰かと共有できるわけです。

17. 音声メッセージの自動再生と返信
こうした音声メッセージは、iPhoneを耳にあてるだけで再生されるようになっています。このモードでは返信も可能です。

18. 写真アプリの新機能
iOS 8では、写真アプリを一新。今後、写真はすべてiCloud Drive内に保存されるため、バックアップの作業を行う必要はありません。iCloud Driveは5GBまでは無料。5GB超えると月99セント(約100円)から従量課金制となります。今後は、写真やビデオを高画質のまま、手頃な価格で、保存することができるというわけです。

19. 「iCloud Drive」
従来のiCloudの機能が「iCloud Drive」として強化。これまではNumbersやPagesといったiCloud対応のファイルしか保存できませんでしたが、今後はあらゆる種類のファイルが保存でき、Mac、iPhone、iPad、そしてWindowsからのアクセスが可能となります。アップルユーザー待望の新機能です。

20. ヘルスケア関連データを集約「Health Kit」
「Health Kit」は、プラットフォームの名称。アプリごとに異なるデータ・フォーマットを統一させることが可能で、これにより、サードパーティー製の健康管理アプリと、iOS 8のデフォルトアプリ「Health」を連携させることができます。連携されたデータは「Health」に集約され、今後「Health」内で一覧することが可能です。

21. 健康管理アプリ「Health」
フィットネスやヘルスケア、服用中の薬などについて、その情報やデータを管理するアプリです。このアプリによって、健康状態が一目で分かるようになります。ヘルスケア関連の機能は、アップルによると、今後も進化していくようです。

22. アプリや音楽を家族で共有
iTunesストアで購入した映画や音楽、アプリなどを家族間で共有することが可能になります。同じクレジットカードを登録している家族であれば、最大6名まで利用が可能です。待ちに待った機能の一つですね。

23. 子供の買い物に承認
iOS 8では、子供がiPhoneやiPadを使ってアプリを購入しようとすると、両親のデバイスに承認を求める通知が表示されるよう設定することができます。

24. 家族間共有(カレンダー・写真・リマインダー)
アプリや音楽だけでなく、写真やカレンダー、リマインダーなどについても、家族間で共有することが可能になります。また家族が所有するデバイスを見つけたり、家族が今どこにいるのかを探したりすることもできます。

25. ウィジェットを通知センターに追加
「ESPNスポーツセンター」のようなサードパーティー製のウィジェットを通知センターに追加して、スポーツの試合結果や気になる情報を手軽に確認できるようになります。

26. 写真の検索を簡単に
写真の検索機能が向上。撮影場所やアルバム名などから検索をかけることができます。また「今いる場所の近くで撮った写真」や「1年前に撮影された写真」といった分類もできるようになります。

27. 写真の補正や調整を自動で
写真の傾きを自動修正する「スマート補正機能」や、露出、明るさ、コントラストなどを自動で調整する「スマート調整機能」が加わり、画像の編集・加工がより簡単になります。

28. Siriがいつでも話し相手に
「Hey Siri」とiPhoneに向かって呼びかけるだけで、Siriが自動的に起動します。

29. Siriに音楽認識機能を追加
Siriに「What's playing?(この曲は何?)」と聞いてみて下さい。するとSiriは、音楽検索アプリ「Shazam(シャザム)」の技術を利用して、流れている曲を認識します。認識した曲をiTunesストアで購入することも可能です。

30. アプリのまとめ買い
iOS 8では、アプリをまとめて購入することが可能になります。この機能によって、開発者は複数のアプリをディスカウント価格で販売できるようになります。

31. アプリのプレビュー
アプリの概要を把握するには、これまで既存のスクリーンショットのみで判断していましたが、今後はプレビューで確認できるようになります。プレビューはショートビデオで、iTunesで閲覧が可能です。アプリの内容を把握しやすくなり、特に有料アプリの購入に役立ちそうです。

32. 優れた共有機能
iOSの共有機能に、Pintarestのようなサードパーティー製アプリを組み込むことができます。

33. Safariの拡張機能
Safariは「アプリの拡張機能(アプリ同士の連携機能)」にも対応しています。たとえばSafariで翻訳の必要なウェブサイトを見つけたときに、アクションメニューからBing Translateをタップすると、翻訳文が表示されるようになります。

34. 写真編集が便利に
写真アプリのフィルター機能と編集ツールの機能が向上。これによりサードパーティー製のフィルターが使えるようになったため、編集の際に、複数の写真アプリを移動する必要がなくなりました。

35. サードパーティー製のキーボードに対応
iOS 8では、他社製キーボードの導入が可能となり、システム全体で使用できます。アップルは、セキュリティー強化のため、初期設定ではネットワークに接続できないようにしていますが、接続を必要とするキーボードに関しては通信が可能です。

36. タイムラプス撮影
タイムラプス(低速度撮影)で動画を撮影することができます。太陽が沈んでいくさまや花が開く姿、繁華街の様子などを撮影するのに最適です。難しい設定などはなく、録画ボタンに触れるだけで撮影できます。

37. ホームオートメーション
iOSデバイスを使って、鍵や家電などを操作・管理できる機能の総称です。例えば就寝前に、電気を暗くしたり、玄関の施錠やガレージのドアを確認することができるとされています。また、Siriで音声を使って操作することも可能で、「I'm going to bed(お休みなさい)」などの言葉を指示として認識し、一連の作業や確認を行います。これらの機能について、アップルによる詳しい説明はありませんでしたが、今後、実用化が進むことが期待されます。

38. ゲーム機能の強化
アップルは、最大10倍の高速化を可能にする「A7」モバイルプロセッサを活用するため、ゲームに関する新たなツールを開発しました。これにより、iPhoneやiPadで行うゲームの操作性やグラフィックが劇的に向上します。デモでは美しい映像が映し出され、またエレクトロニック・アーツ社がコンソール版のゲーム「プラントvs ゾンビ・ガーデン・ウォーフェア」をiPadで操作して実演を行いました。

39. 点字キーボードの導入
iOS 8では、6点式の点字による直接入力に対応した、点字キーボードを新たに導入します。

40. 連写撮影「インスタントバースト」
インスタントバーストでは、より高速な連写撮影が可能になります。詳細については不明ですが、バーストモードの評判が高いことから、インスタントバーストについても期待が持てそうです。

41. WiFiで電話
WiFiを利用して電話をすることが可能になりそうです。講演で説明はありませんでしたが、「iOS 8の新機能」としてリストに記載があります。

42. iPadでパノラマ写真を
ようやくiPadとiPad miniでも、パノラマ写真の撮影が可能になるようです。

43. バッテリーの消費をアプリごとに管理
iOS 8では、アプリごとにバッテリーの使用状況を確認できる機能があるとされています。 この機能を使えば、なぜバッテリーの消耗が激しいのか、どのアプリが消耗を早めているのかを知ることができます。

44. 旧暦のカレンダーに対応
アップルは、iOS 8とiPhone 6の発売を機に、中国での市場拡大を望んでいます。同社は、市場投入に当たり、旧暦のカレンダーをOSに組み込むとされています。

45. カメラのタイマーに機能を追加
iOS 8では、3秒後または10秒後に自動でシャッターが下りるようになりました。自撮り写真に最適です。

46. 移動時間の通知
アポイントを取る時などにこの機能を使うと、目的地までの時間を伝えてくれるとともに、出発時間の通知もしてくれます。これらの予定はカレンダーにも表示されるので、二重にスケジュールを立ててしまうこともありません。

47. FaceTimeにキャッチホンの機能を追加
FaceTimeの通話中に、キャッチホンのような機能を利用して、別のFaceTimeや通常の電話を受けることが可能になるかもしれません。iOS 7では、いったん切らないと、別の通話に応答することはできません。

48. 緊急時の情報にすばやくアクセス
ロック画面の「緊急」に、緊急時の連絡先、アレルギーや処方箋、治療に関するメモなどを表示した一覧表を入れておくことができます。

49. 文字編集に豊富な機能
iPhoneの標準アプリ「メモ」を、Microsoft OfficeのWordやiWorkのPagesに類似した書式に設定することができます。文字を太字に変えたり、下線を引くことも可能。写真の挿入もできます。

50. 検索エンジンに「DuckDuckGo」を追加
既存のGoogleやBingに加え、新たな検索エンジンとして「DuckDuckGo」が追加されます。DuckDuckGoは、個人情報を保存しないことや、プライバシーの保護を方針とすることで、他社との差別化を図っています。

51. Touch IDがアプリにも適用
これまでiPhoneのロック解除やアプリの購入にしか利用できなかったTouch ID(認証機能)が、今後はアプリのログインにも利用できそうです。

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