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5.5インチ版iPhone 6、1万円の値上がりも購入希望者は気にしない

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2種類のサイズで発売される見通しのiPhone 6について、大きいサイズのモデルの方が100ドル(約1万円)高くなる可能性があるとの噂が流れていますが、消費者の多くはあまり気にしていないようです。米国のMac Rumorsが伝えています。

5.5インチと4.7インチ版iPhone 6のモックアップ

アップルは、今年9月頃に4.7インチのiPhone 6を発売し、同時かまたは数か月遅れた時期に5.5インチのiPhone 6を発売するとみられています。この件に関し米証券会社Raymond Jamesのアナリスト、トラヴィス・マッコート氏は、5.5インチのモデルは4.7インチより100ドル高い値段が付けられる可能性があるとの見解を示しました。

また、彼の調査データから、大型モデルを購入するため100ドル多く支払うことに対し、消費者が前向きな意識を持っていることが示されたとも述べています。

「6月の当社消費者調査によると、iPhoneユーザーは、100ドル多く支払って大型のモデルを購入することに前向きであるようだ。調査回答者の実に1/3が、100ドル多く支払う用意があると答えた」

「調査結果からわかることは、大型ディスプレイに対する需要がかなり強いということだ。iPhone 6はアップグレードとしての売上げが大きくなるだろう。ウェアラブルデバイスの売上げと相まって、アップルの2015年会計年度の緩やかな増収に貢献するはずだ」

アナリストや市場ウォッチャーらは、大型ディスプレイに移行することを考えれば、iPhone 6がアップグレードとして売れるのは当然だと考えているようです。2年おきに発表されるiPhoneの新しいデザインは常に大きな期待を呼んでいますが、今年はそこにサイズの大型化も加わるため、期待はよりいっそう膨らんでいるようです。

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