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iPhone 5にNFCの搭載はない見込み

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アップル次世代iPhoneに、Eウォレット機能を可能にするNFC(近距離通信)技術の搭載はない見込みであるとの報道が二、三出ているようです。米国のApple Insiderが伝えています。

AnandTechは今週、アップル第6世代となるiPhoneをめぐる噂を詳細に検討し、新機種は主にメタル製の背面をもつとされるため、無線自動識別(RFID)とも呼ばれるNFC機能は、新iPhoneには搭載されない見通しだと結論づけました。

この見解は、The Loopのジム・ダルリンプル氏によっても支持されており、AnandTechのブライアン・クルグ氏とアナンド-ラル・シンピ氏による分析を受け、簡潔に「その通り」と答えました。

アップルがNFC機能を未来のiPhoneに加えるという憶測は、数年にわたり続いていますが、iOS 6とその新アプリであるPassbookの発表に続いて、急に勢いを増してきました。このアプリには、航空券、店のディスカウントカード、スポーツイベントのチケットなどユーザー個人のアイテムが記載されます。

モバイル世界でのアップルのライバルGoogleは、すでに2011年中盤よりEウォレットを提供しており、今日市場に出回っている多くのアンドロイド系スマートフォンに、Googleウォレット「タップして支払い」ができるNFC技術が搭載されています。

ちょうど今週、アップルのまだ名無しの第6世代となるiPhoneのものではないかと言われる構成部品に謎の部分があり、それがNFCチップではないかと推測されています。しかしAnandTechは今週、その部分を、噂されるインセル式タッチスクリーンの電源をオンオフするタッチ及びディスプレイコントローラーではないかと結論しました。

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