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iOS 6.0.2で、iPhone 5とiPad miniのバッテリー寿命が著しく減少 - 報告多数

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アップルは今週、iOS 6.0.2をリリース。Wifiパフォーマンスに影響を与えるバグを修正しました。しかし、このアップデートが原因で別の問題が発生。伝えられるところによると、iPhone 5およびiPad miniのバッテリー寿命の目減りがいちじるしく、長期間まったく使用していないにもかかわらず、バッテリー残量が減少していくとのことです。米国のCult of Macが報じております。

TidBITSのアダム・アングスト氏は、iPhone 5とiPad miniの「普通ではないバッテリーの目減り」を最初にレポートしました。彼の同僚たちも同じ経験をしているそうです。

同氏は、「マイケル・コーエンが19日午後12:30、この問題をスタッフに提起。その時、私のiPhone 5のバッテリー残量は73%だった。ほとんどiPhoneを使っていなかったので、ちょっと少ないように思った。その日はフルチャージ(100%)でスタートしていたことを忘れていた。しかし90分後の午後2時、バッテリー残量は55%に下がっていた。18%の減少だ。まったくiPhoneを使っていないのに...」と書いています。

アングスト氏は「アップルがWifiのバグを修正しようとして、Wifi設定をややアクティブにしすぎた。このため、デバイスはWifiアクセスポイントを求めて懸命に動作し、そのせいで、バッテリー残量が大きく減少した」と述べています。

アングスト氏と彼の同僚だけが、この問題を経験しているのではありません。Twitterで「iOS 6.0.2 battery」と検索をかけると、同じような報告をたくさん見ることができます。となると、当面、Wifiの問題が修正されるまで、iOS 6.0.2へのアップデートは控える方がよいかもしれません。

Cult of Macの筆者は、iPhone 5とiPad miniで、この問題に気付かなかったとしています。アップグレード以前に比べてバッテリー残量の減りが速いようには感じなかったが、Macに接続していたためかもしれないと書いています。

願わくは、アップルが近いうちに、このアップデートに付随する問題を修正するアップデート、またはパッチをリリースしてほしいものです。

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