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App Store、10月のダウンロード数は過去最高の1日780万件

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モバイル・マーケティングを展開する米Fiksuはこのほど最新レポート「App Store Competitive Index(App Storeの競争指標)」を公表し、App Storeにおける1日あたりのアプリのダウンロード数が10月、過去最高の780万件に達したと報じました。

過去の実績と比較すると、10月のダウンロード数は9月(1日あたり550万件)の42%増、前年同期比でみると39%増と大幅な上昇を示しています。

ダウンロード数の急増は、9月に発売されたiPhone 6 / 6 Plusや、10月に発売のiPad Air 2、iPad mini 3の好調な販売が追い風になったものと考えられています。一方で、新型iPhoneの発売とともにiOS 8もリリースされましたが、この新機能に対応したアプリが登場したことも、ダウンロード数急増の一因とみられています。

iOS 8のリリースにともない、多彩なアプリや機能が新たに導入されました。例えばサードパーティー製キーボードの採用、アプリ間の連携強化、「HealthKit(複数アプリのデータを「Health」アプリに統合させる開発キット)」対応のアプリなどが挙げられます。ほかにも、iOS端末向けのグラフィックスAPI「Metal」を搭載したことでパフォーマンスが向上するゲームアプリや、指紋認証機能「Touch ID」対応のアプリなどがあります。

アップルが9月に公表した最新データによれば、アプリの数は約130万点にも上り、これらは世界155カ国のApp Storeでダウンロードが可能となっています。またApp Storeを訪れるユーザーの数は1週間あたり約3億人だということです。

さらに10月には、App Storeでダウンロード可能なアプリのなかで、約67万5000点のアプリが特にiPad Airや iPad miniのような大型スクリーンに合わせた仕様になっていると伝えられました。

一方App StoreそのものもiOS 8の導入によって強化・改善されています。例えば「コンテンツ」タブが追加され、そこでユーザーが興味を示す可能性のあるアプリを提示することで、アプリの検索がこれまで以上に容易になりました。さらに同じ開発者による複数のアプリをまとめ、特別価格で提供する「バンドル(まとめ買い)」での購入も可能になっています。

via - Apple Insider

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